株式会社はてな 東京オフィスで開催されたScalaわいわい勉強会に参加した。 発表内容の感想ではなく、参加して漠然と思ったことについて書く。個人の日記です。
Scala、10年前に本当に少しだけ触った程度で何も覚えていない(github.comに辛うじてコードが残っている)のだけれど、 この1年はJVM言語で仕事をしているのもあり、勉強会の運営をしている id:Windymelt にも紹介いただいたのもあって、ふらっと参加してきた。
Scalaのコミュニティというか関数型プログラミング言語のコミュニティ、ふらっと参加するには恐れ多い印象があったのだけれども*1、 これくらいのノリであれば全然次回も参加したいな〜となるくらいの感じであったな。
参加前に これだけ読めばOK!Scalaの環境構築2023 - Lambdaカクテル を読んでて、手元の端末に処理系は入っていたのだけれど、 道具立てについての理解が甘く、その場で実行してくれ!系の話は聞くだけになってしまったのがちょっと残念。 今回はそういうのはなかったのだけれど、IT系の勉強会でもハンズオンが実施される系の勉強会*2の意義が自分事としてあまりわかっていなかったのだけれど、 今回の私のような、「ちょっと興味あるけど......」くらいの温度感のが参加する場合は、仲間を増やす・いいところを知ってもらうという点では有効な手立てであるのかもしれないなというのを思ったりした。*3
職場でもCTO氏が「RubyKaigiに参加するとわからないことも多いが、そのわからなさが刺激になる」と事あるごとに言っているのだけれど、 言ってることがわからない ことと わからないと表明することを咎められない ことが両立することはとても気持ちがいいことだと思う。*4 わからないことがあるということは、なんかまだ伸びしろがあるというか、自分が知れてないことがある・まだ死ぬわけにはいかないなという気持ちになるし、 一方で「人間が考えてることなんだから、発表してるすごい人よりは時間がかかるかもだけれど、いつかは理解できるかもね」という感覚を持つこととか、 それをオフラインで体験できるのは勉強会の良さであろうと思う。オンライン/非同期だと、孤独になるし、妄想力でめちゃくちゃなペルソナが出来上がってしまうしでよくない。
さて、今回の発表内容自体は「半分程度はわかった!」と言ってもいいのではないか。 個別のツールの名前やできることについての詳細はともかく、この言語を好きな人がどういう概念が好きなのか、ということの最低限はわかっている気がするので、全く何を言っているか意味がわからないとかはなかったはず......。 2時間の会だったけれど、本当にあっという間でした。楽しかったなー。
表参道に来ると、どうしても場所の空気にやられてしまい、ここは俺のいる場所じゃない!!って気持ちになりがち。 そんな気持ちになったので、二次会には参加せずにシュッと帰宅。お疲れ様でした〜。