ふんわり放牧

個人の日記です

ヨーロッパ企画『インターネ島エクスプローラー』観た

本多劇場で公演されたヨーロッパ企画の演劇『インターネ島エクスプローラー』を観た。

www.europe-kikaku.com

演劇は年に1回観るか観ないかという感じなのだが、 今年の夏にヨーロッパ企画の映画を観てなかなかおもしろかったので、現場で見ようと思い立ちチケットを取った。 先週の席は埋まっていて、今週は空いていたので取れた。ちゃんとウォッチしてれば取れるという感じで嬉しい。

nhayato.hateblo.jp

そういえば会場に行く前に商業施設に寄ったのだけれど、『リバー、流れないでよ』の話をしていた人たちがエレベーターに乗っていた。なんだったんだろ。

3月まで公演されるようなので具体的な内容については書かないが、流石に全員が芝居がうまいと感じた。 違和感でひっかかるところがないし、皆さん言葉がよく通る。 めちゃくちゃ面白かったかというと、構造の面白さみたいなのは影を潜めていて、対話とか間のとり方みたいなのでクスッとするみたいな感じ*1。 そこで笑う?みたいなところでも笑いが起きていたのは、あまりよくわからなかったかも。 家族は特に情報を伝えずに付いてきてもらったのだけれど、そこそこ楽しんでもらえた?くらい。

*1:劇中の「こういうことかな?」と思ったとある仕組みがあるのだけれど、特にそれがめちゃくちゃうまく機能することはなく、ただ単に脳に負担がかかるだけだった(特に残念とかではないが)。

AIがコードを書き、ソフトウェアエンジニアは失業する云々

トピック自体には興味がないわけではないし、一定の興味を持っていたいと思うが、その議論の輪の中に入りたいと一切思えないので距離を取っているし、その話をする人たちに反応しないことが多い。 ポジショントークの人たちが多すぎてダルいし、キャリアがどうか云々みたいなのは各々の価値観によるでしょみたいなことは思う。

ソフトウェア工学の研究開発みたいなもので飯を食っていた立場としては、「人間がソフトウェア開発をすることを減らしていきたい」というのは一つのモチベーションとして成立することを理解していて、自分もある程度はその立場であると思う。

また、そもそも幼少期から「ソフトウェアで何かを成し遂げたい」とか思ってたわけでもなく、逆に「食いっぱぐれがないからこの道に進んだ」とかそういう意識もないため、「こちとら雑に生きてこの道に来とるんだわ」という感想がある。 そして不安を煽る情報で心が動くほど、やわな体験はしていないのだな。

『はじめての日本国債』聴いた

『はじめての日本国債』という新書をAudibleで聴いた。

私にとっての最初のまとまった投資は個人向け国債で、 それは山崎元さんがあるときまでは「安定資産を一定持っておきたいなら個人向け国債という選択肢もあるよ」とか書いていたからなんだけれど*1、 長らく定期預金に入れておくよりも利率はいいし、一応引き出したいタイミングで引き出せる*2ので利用していた。 素人向けの投資指南書や財務省国債のページに書いてある内容以上のことはあまりインプットしてなくて、 ユーザとしてはそれでいいんだろうけれど、少し経済についても関心が出てきたので上記を読んだ。

国債金利の説明というベーシックな話から始まり、日銀や銀行や証券会社の内情や振る舞い、ここ数年の国・日銀の政策やデリバティブまで説明があり、 書いてある内容は国債という切り口から日本経済を見るという内容であった。

組織のポジションが異なれば思惑が異なり、施策が異なるというのはまぁまぁ面白いと思う。 経済の人たちはこういう感じで世界が見えてるんだろうなというのがわかる。 万人におすすめはしないけど、ちょっとこういうの興味あるんだけどという人には薦められるのかもしれない。経済素人なのでわかりませんが。

ここからはAudibleの感想。

初めてAudibleで最初から最後まで読んだのだけれど、

  • 2026年時点では、合成音声であったためにところどころ奇妙なアクセント
    • もしかしたら読み間違いもあるかもなと覚悟しながら読んでいた
  • 専門用語のわからなさ
    • 漢字の想像がしにくいが、これは仕方ない
  • 図表を見るにはアプリを開いて、メニューから図表を選ぶ必要がある
    • 毎回「図表1」から拡大表示されて、「次へ」ボタンで特定の図表まで到達しないといけないので、後半は図表を見るのを諦めた

あたりでKindleで読んでいたほうが楽だったなというところはある。

一方で、通勤時間中に流しっぱなしができ、わからない箇所もとりあえずそのまま流す(あまりにわからないブロックがある場合は再度聞き返すなどした)という作戦を取ったために、 たぶん文字を追うよりも早く読むことができたんじゃないかな。どうだろ。

*1:晩年はそこまで言わなくなってた気がする←そんなことなかった

*2:ありがたいことに、まだ中途換金したことはない

2025年の振り返り

振り返るような大きい出来事はブログに書いている。書いてなかったり、あとから書けることを追加で書いておく。 本エントリはLLMの支援を受けていないため、読みづらいところもあると思います。

  • 1月
  • 2月
    • チーム異動で本格稼働かなと思ったら、親が危篤状態になり実家に何回か帰る
    • 伴い、チーム異動は解消され、この期間はリファクタリング仕事をしていた(これはいろんな意味でたいへん助かった)
    • そういえば比較的距離の近かった同僚氏の退職話この頃にあった気もする
  • 3月
    • 父親の死
      • 3月は様々があった - ふんわり放牧
      • 初喪主であるが、この時何を話したかもはや覚えていない(忙しすぎて覚えていないのではなく、単純に忘れた)
        • 数年前に祖父の死があったとき、父が喪主をしたことをぼんやり覚えていて、「大人」のように話をしていたのを今でも覚えているのだが、そのようにはなれなかったな
      • ちなみに父親の病気が "確定" したのは2021年であった
  • 5月
  • 6月
    • 2025年初夏の関西旅行(1) - ふんわり放牧
      • (2)以降を書いていないな
      • 関西Ruby会議08 ですね。桐生あんずさんの応援に行った
      • ちょうど社内に退職情報が公開されたくらいだったと思ってて、会場には同僚たちも多く、会社を辞めるぞという話をしていた気がする
  • 7月
    • 最終出社日
    • 有給消化+無職期間(1ヶ月+)
      • 次にこのようなことがあったときは3ヶ月は休もうと思う
    • 実家で暮らしていた
  • 9月
    • 現所属に入社
    • 様々な意味で変化があり、すごいという感想が今でもある
    • 4年近くのフルリモート生活から、週数回の出社への変化は、なんとかなっている......はず
      • 一番の楽しみがオフィス周囲でのランチになってしまっているのは、いいことなのかどうなのか
  • それ以降

今年、人々との離別を経て「だいたいのことは、そこそこ健康で死ななければ問題ない」みたいな価値観になってしまった。 達観とまではいかないけど、たまに人に相談されることとかあって(あまりにも失礼すぎるので言わないけど)「まだそこで悩んでるんだ」みたいな気持ちが湧いてくるのも正直なところ。 もっとも経験の記憶は薄まるだろうし、悩みはかたちをかえて現れてくるので、もとの状態に戻る可能性は全然ある*1

来年はカンファレンスをやったり、人々と会ったりします。引き続きよろしくお願いします。

*1:それでも書いたのはそういうことをこのときの私は思っていた、という記録を残しておきたいから

労働について

現職の年末年始の規定上の休日は1月1日のみで、事業ドメインの都合上それはそれでいいんだけれど、 今年は12月31日と1月2日が特別に休日にするというアナウンスがあった。

それはそれとして、入社時にもらえる休暇を来週月曜日にも使うので、 3連休、1日働いて、5連休という流れ。 長期休暇はあまり好きではないので、これくらいでちょうどいいかなと思う。


インターネットで人々が労働やビジネスの話をしている。そういうのをいくつか見た。 キャリアとかそういう話題で盛り上がるのは、嫌いじゃないけどダサいことだという感覚がある。

昭和のサラリーマンと呼ばれる人たちが飲み屋で労働について語るという状態があったとして、 その時から比べてビジネスや労働の話やキャリアの話がキラキラして見えるようになっていたとしたら、 この状況を作り出すことでお金儲けができる人たちが増えたからだろうなと思う。

パブリックなインターネットに個人のキャリア観を書くことは、読んでるぶんには面白いけど、やっぱりダサい。 特に経営者がそんなのを書いてたりするとだるいなって思う。 本質的に泥臭い仕事であるところの労働力の調整業務を、砂糖でつつんで表現しているだけだろう。 私の美的感覚としてはそのように判断している。

ダサいことでもやらないといけないとなることはあるんだろうなと思う。


www.youtube.com

入社して3ヶ月くらいたったので

1on1をした。前のめり気味で。

会社における雇用契約による対等な関係であるべきですから、 労働者側からもいいところはいいと言うべきだし、悪いところはフィードバックして運営の糧にしてもらえればと思うわけですよね。 良くない事例として「新橋の居酒屋でガス抜きをする」という表現をするのだけれど*1、 そんな感じで雑に処理するのではなく、 仕事の問題なんだし正規雇用されているということは、その分の負担をしっかりと受け止めてやろうぜというポジティブさが必要だよなと思っている。 自分でなんとかできるところもあるかなと考えるのもいいことですよね。それが熱意というものだろうと思う。

*1:新卒で入った会社の本社機能は汐留であったので、新橋の居酒屋で文句を言うおっさんが目に浮かびやすいのである。ただ汐留勤務者と仕事をすることは数えるほどであった

Stray クリアした

Stray という3Dのアクションゲームをクリアした。プレイ時間は4-6時間くらい。

store.steampowered.com

主人公は猫。それも結構リアル寄りの猫。 ゲーム開始時、複数の猫ちゃんと開かれたダム?廃墟?下水道?のようなところをパルクールする。 ところどころ猫っぽい動作があって、これだけで嬉しい。

サブリナという米国のドラマがあって、NHKで吹き替えで放送されてた。 猫が人の言葉を喋っていたのだけれど、「かなり気持ち悪い」と叔母が言っていたのをふと思い出した。 このゲームではプレーヤーは猫を操作するので、かなり猫が賢い感じになるけど、この猫は喋りません。

上に書いたダムっぽいステージから突然地下世界に落とされるのだけれど(よく死ななくて済んだな)、そこからシナリオは進んでいく。

ゲーム自体は大変なところはないけれど、ところどころ猫ちゃんがダウンしてしまう箇所はある。 といっても普段からゲームで遊んでいる人であれば数回試行錯誤すれば難なく乗り越えられる感じなので、 「指で覚える」タイプの難しさはないかなという感じ。

気をつけてほしいのは、途中に蓮コラ/トライフォビア的なものがあって、人によってはゾッとするところがあるかもしれない。

なんで発売から経って今更?という感じだと思うが、 一度途中までやって、ちょっと放置していたのだけれど、積みゲー消化/クリア経験をしたいなと思ったので再度起動したってわけ。

シナリオ自体も破綻がないし、インディーゲーが持つの作り込みの甘さもない。 「最高のゲーム体験が得られます!」みたいなことはないけど、やってよかったなくらいの感じ。 ちょっと酔いやすい気がするので、体調が悪くないときにやると良かったかな。