表題の通り.
私が担当したのは,“From UI Design Image to GUI Skeleton: A Neural Machine Translator to Bootstrap Mobile GUI Implementation” という論文で,UIデザインの画像からGUIスケルトンを生成するニューラル機械翻訳機を作ったというもの.
発表中にも言ったけど,個人的に面白いと思ったポイントは,GUIスケルトン生成のタスクを機械翻訳の問題として扱ったということ. 問題設計がうまいと思ったし,これは(似たようなことをやっている論文に比べて)いい論文なんじゃないかなと思ったのだった. 内容についてはまた書くかもしれないので,とりあえずこんなところで.
誰かの参考になるかもしれないので,今年のうちの所属の論文決定についてまとめておく. ICSE自体は,5月末から6月あたまにかけてだいたい1週間くらいある. 年度によって公式でProceedingsが公開されることもあれば,行った人しか持ってないということもあった気がする. 会社や個人がACMと契約していれば,ACMDLで読むことができる. まぁ,今時は著者がPreprintを公開することも多いし,論文が入手できないということはなさそう.
勉強会のTwitterで6月くらいにアナウンスがあって,7月から8月くらいに開催される. 会社のチャットに #sereading というチャンネルがあって,ここに誰かが「今年はどうするか」なんて話を書き始める. 勉強会の運営が,論文一覧のスプレッドシートを出してくれるので,それをコピーしてきて, (会社内の)発表希望者は自分で読みたい論文を3段階で評価する.
希望者が揃ったセッションがいくつかあるはずなので,既に希望を出している他の大学研究室や企業の様子をみて 空いているセッションに希望を出すというやり方をする.
会社のメンバーでは今年は2つセッションを担当した.来年も参加できるといいですね.