ふんわり放牧

個人の日記です

テート美術館展に行った

東京の国立新美術館で開催されているテート美術館展 光に行った。

なんか今月はバタバタしていたのだけれど、時間が取れたので散髪の後、スターバックスで時間を潰して、 id:s_atomと待ち合わせて夕方前に乃木坂駅で合流。

Tate、特にTate Modernは行ってみたい美術館の一つで*1、その展示が日本でやるということなので、開催前に見た広告をきっかけにオンラインでチケットを取っていたのだった。 オンラインでチケットを取っていたにも関わらず、入場前にかなりの待機列となっていて、これは想定外だった。ここは東京の美術館で、3連休の夕方であることを忘れていた。 特に人気があったのは、Room1, 2で展示されている19世紀の絵画で、これははっきり言えば人の頭を眺めに来ているようなものであったため、バカバカしく思い早々に抜ける。昔の絵画にしっかりと向き合うには人が多すぎる。今のわたしが流れ作業で見ても、得られるものはさほどないではないでしょう。 草間彌生の展示あたりから人の混雑が減り始めて、20世紀に入り始めると、「まぁ許容」という感じの人の混み具合。「静かにしろ」と言われるほどの静けさもないため、ダラダラと話しながら見れるのはよかったところもある。

ベストはPeter SedgleyのColour Cycle IIIで、これはずっと見ていられるタイプのやつ。 Olafur EliassonのYellow versus Purpleもなかなか良くて、色味が不思議という気持ちに。

没入感があるタイプの展示が好きということがわかってきていて、James TurrellのRaemar, Blueも誰もいなければずっと地面に座って見ておきたいやつだったかも。こういう表現が映像表現やビデオゲームなどに、フィードバックされていってるのかもしれないなと思ったり。 最後に展示されていた、Olafur EliassonのStardust particleは、周囲に拡散している光もゆらぎがあって面白かったのだけれど、直接光があたって壁に写った格子の影が、まるで3DCGのようであった。

大手町に移動し、TOKYO TORCHの様子を見に行く。ビールを飲んで、カレーを食べて解散。お疲れ様でした。

*1:というかMoMAやポンピドゥー・センターなど著名な現代美術館はどこも行きたいというモチベーションがあるわけですが