今年のゲームデザイナーズ大賞*1の受賞作を追ってないな〜と思って、調べてみたらInscryptionというゲームだったので、やってみた。 一応のクリアまで14時間くらいだろうか。クリアして、「このゲームやってよかったな〜」となるタイプのゲームなので受賞の納得の出来。 発売時点ではWindows向けのゲームだったらしいが、macOSやLinuxにも対応しているので、お好きなプラットフォームでプレイすることができる。私はmacOSでやりました。
ゲームの進め方としては、Slay the Spireのように枝状になっているマップをコマ進めて行き、敵と出会ったらカードバトルをして、カードデッキを育てていくというタイプのもの。 カードゲームをやったことない人にも親切になるように工夫があるので、全く進めなくて困る!ということはないはず。多分。*2 ただどうしても先に進むのが難しくて挫けそうになるタイミングはあるので、そこは「とりあえず試行錯誤して、クリアまで目指して!」という言い方になる。 ゴア表現が若干あるので、「本当にそういうの一切見たくない」という人はやらないほうがいいかもだけれど、自分はビビらず出来た。
ただそれだけだと「独創的」というのにはちょっと足りない。いくつか不思議な点ややっていくと驚くポイントがあって、そのあたりを明らかにしていくというところ、 そしてゲームシステムと上手く絡み合っているが独創的という理由のひとつなのではないかな、と思った*3。
「最近やった面白いゲームある?」と聞かれたら、まずはこれが思い浮かぶくらいには良かったなとなった。 他のビッグタイトルを差し置いてでもそう言えるくらいには、インパクトとバランスがよかったのだ。