ふんわり放牧

個人の日記です

年度末、大した話ではないを箇条書きで書く

  • 所属の期の切り替わりは、4月からなので、今は年度末である
  • 忙しいかなと思って予定を詰めていなかったけれど、いろいろと出来事があって、先週などに比べると余裕のある日々を過ごしている
    • 仕事の方は、振り返りの会や体制変更、新年度に向けての会など様々なことがあるが、去年の変化に比べると大したことはない
    • 入社以来半期ごとにまとめている技術文書について、今年は執筆をやめることにしたので、その手の締切に追われることもない
  • 今日は思うところあって、社史を読んでいた
    • 前史から含めると100年近く歴史のあるところなので、つまらない読み物かと思いきや、拾い読みするだけでも、執筆者による会社批判や雑な社長の発言が記録されており、それなりにおもしろい
    • 点と点は繋がっているということを強く感じる
  • ところで、私の所属が会社名として広く知られていると思うのは奢りだと思っているふしがあり、自分の所属を語るときは相手が何も知らないと思って話すところがある
    • しかしITの業界にいて知らないということはおかしいだろうし、toCのビジネスもブランドとして存在しているし、時価総額のランキングに入っていたりTOPIX 100の銘柄であるという、知名度に寄与する要素はいくつもある
    • 反論はあって、toCのビジネスはかなり薄くなっているし、私が会社のリストを見た時、例えばその100社のすべての業種をうまく答えられる自信はない
      • 新卒の時に聞いた「携帯電話メーカーだと思った?残念、SIerでした!」の前提は既に崩れている
  • しかし知らない前提で話してしまうのも、逆に失礼だなと思うようにもなっている
  • 会社の名前は知ってるけど、実際は何をしているかなんてのは聞いてみないとわからないものだなと思っているし、聞いてみてもその人が見ているほんの一部だったりするし、一般化は難しいと感じる
  • かつて、うちの規模の会社のなかに自分のような人間がいるというおかしさがあるのでは?と思っていたところあるが、そんなことは別に大したことじゃないなと思うようになった
    • ギャップのおかしさはあると思うけれど、うちよりもかための会社にいながら異常な活動をしている知人たちの存在がある。つまり自分なんかは大したことない
    • 会社を個人のアイデンティティの一つとして主張することの、なんとも言えないつまらなさはある
      • 事業にプライドを持って経営されている方々はつまらないわけではないと思うが、私はその立場ではないので
    • あと、一般社会と比較するとたしかに全体的に行儀はいいのだけれど、面白い人間はちゃんといて、可視化されているということもある
  • 家の周りからも桜が見えて便利

転職活動をしておりまして(その四)

今週は祝日もあったり、会社の用事があったりしたので、比較的ゆったり活動していた。

カジュアル面談と並行して、今月から面接も行っている。もちろん結果も出てくる。 知らない人と話すのは楽しいのだけれど、終わったあとはハイになってしまい、なかなかくたびれてしまう。

結果がどうだったかということは、オープンなインターネットに公開する気はない。 今はゆるゆるとやっているけれど、遅くても夏の手前くらいには転職活動をするのはやめようと思う。 夜にやっている普段の活動に影響が出ているし、なんというか精神的にも負担がかかっている感じがあるし。

いろんな仕事があって、いろいろなタスクがあるなぁと思う。

『ゲームさんぽ 専門家と歩くゲームの世界』読んだ

この2年でYoutubeをしっかりと見るようになったんだけれど、好きなチャンネルの一つにゲームさんぽ*1がある。 ゲームさんぽとは何かについては、オフィシャルページを参照のこと。

ゲーム実況 | 〇〇といくゲームさんぽ | オフィシャルサイト

Youtubeチャンネルの内容を書籍化というと、一体何なんだという感じがするけれど、 ゲームさんぽという活動で実際は何をしていることになるのかという話から、一緒にゲームさんぽをしてきたゲストと動画を振り返っての後日インタビュー、 あるいは動画の再録*2という感じで盛りだくさんで大満足の内容だった。 個人的に面白かったのは、インタビュー/鼎談形式で出演者の発言が文字起こしされているのだけれど、脳内再生余裕で、それだけ動画を見てるんだなと思う。 一方で、本文中で触れられている動画について「あれ?そんなのあったっけ」と調べたら、見落としている回も普通にあって、復習にも便利という感じ。

本文中、いくつか印象的な箇所があって、というか印象的な箇所ばかりなわけだけれど、自分が「そうそう、そうだよね!」となったところは、 藤村シシンさんが仰っている、ゲームは縮尺のウソがあるという話。 本当なら200キロ距離があるランドマークの間を、ゲーム内ではすぐに見通せるということを挙げられていた。 自分もゲームさんぽのWatch Dogs 2やWatch Dogs: Legionの回を見て、サンフランシスコ/シリコンバレーやロンドンの街並みを歩きたいと思い、実際にプレイしたのだけれど、 行ったことのあるサンフランシスコ/シリコンバレーを知ってると、「あれ、ここは省略されてない?」「この距離は嘘でしょ」となるところがいくつもあった。 いくらオープンワールドといえども、都市をそのままGoogleストリートビューのように落とし込んでしまうと、 ゲームとして移動に間延びしてしまう、つまりゲーム性が損なわれてしまうとかがあるのかなということを思ったのだった*3。 (という話は、自分が考えたように話しているのだけれど、ゲームさんぽ動画内で誰かが既に話している内容かもしれない)

そして、現代のロンドンを落とし込んだWatch Dogs: Legionが実際どこまで再現されているのか、差を実際に行って確かめてみたいなと思うのだった。 (東京の場合は龍が如くペルソナ5あたりをやれば体験できる?Ghostwire: Tokyoというゲームが良さそうかしら。)

講義録や小論が入っていたり、脚注のスタイルなど文科系の評論集の流れ/フォーマットを踏襲している気がしていて、馴染みのない人からするとびっくりするかもしれないが、 動画を見ている視聴者からすると、動画の内容を補完する構成になっているため、そこまで堅苦しくなくスラスラと読めてしまう印象。 特定のページにカラー写真をまとめるのではなく、全ページをフルカラーにされてるのも、手を抜いてないなという感じがあるし、これは買ってよかった。

*1:Youtubeチャンネルは、この活動を始めたなむさんのチャンネルとライブドアニュースが運営しているチャンネルの2つがある。現在アクティブなのは後者だが、前者の過去動画も神回はあるのでおすすめ。

*2:そのまま載せておらず、追加での情報もある

*3:そう思うと、東京という街は狂ってて、山手線の内側だけすべてゲームに落とし込んでも全然間延びしなさそうだなと思うし(これは素人考え)、駅ごとに性格があるように見えて、本当にすごい街だなと思う

本を読まなくなった

いや、(まだこれでも)読んでるんだけどね。

会社に入ってから数年間は、気になった本を図書館で借りることが多くて、予約の上限10点、60人待ちとか普通にしていた。 気になった本は買ってもいいんだけれど、場所を取るし、他に金を使う用事も多かったし。

引っ越してから街の図書館に行ったのは1回で、まだ一度も借りてない。 返却期限がある本だと「読まなきゃ」ってなるし、Webとかでは得られないまとまりのある知識を、 いい意味でプレッシャーを持ちながら読めてたんだけれど、 そういうことができなくなったのか、興味がなくなったのか。

買った本を途中まで読んで、最後まで読みきれない(まだ読むべきところはあるのに)という状況。 読む前に得たいと思った情報が得られたなら、まだそれでもいいんだけれど、途中で脱落してしまう。 読めてない本を紹介する、駄目ビブリオバトルをやってもいいかもしれないね。

人々と会う

フォロワーたちが東京に遊びに来ているというので、様子を見に行った。 何人か来ていて、それぞれ別のメンツでお会いしたこともある人もいれば、はじめましての人もいるという感じ。

移動時間のほうが長かったのだけれど、基本的に喋り倒すというのが正しい表現で、この人達はフルスロットルだなぁと感心してしまった。 自分もやる気を出してぐぐっと話すときもあれば、聞き役としてやり取りを聞き、楽しんでいるときもあって、大満足。 この人達は、前日もこれやってるってなると、そりゃ疲れるわねとなった。

話した内容についてはいくつか印象的な話があるのだけれど、前に話したときも思ったけれど、皆さん若いので、全体的に所帯じみてないのが良かった。 本当はここに内容とか感想とか書きたい気もするけど、個人の話だからなぁ。私はいつか忘れてしまう気もするが、それは仕方ないな。 人間性に関する話をきちんとする場を持っていないと、話すときの所作もそのテーマに対する理解力も錆びてしまうなという不安感はある。

また誘っていただけたらありがたいわねぇと思いながら帰った。

転職活動をしておりまして(その三)

カジュアル面談時に「私のスキルセットだと、マッチしないんじゃないですかね」という話をこちらからしたら、 「ご経歴なども拝見していてご連絡を差し上げてますので、そこは自信を持ってください」と仰っていただいたにもかかわらず、 書類選考で不採用となるのは、一体どういう了見なのか(笑うところです)。