ふんわり放牧

個人の日記です

After YAPC::Hiroshima 2024 LT Night 参加した

株式会社タイミー東京本社で開催された、After YAPC::Hiroshima 2024 LT Nightに現地参加した。 当日のハッシュタグは、 #AYAPC2024LT となる。

まずは企画・会場を提供してくれたタイミーさん、ありがとうございます。

ここで突然だが汐留の話。 私はかつて汐留シティセンターに本社がある会社に勤務していたのだけれど、 来たことは一度しかなく、しかも社内向けのコワーキングスペースを利用するという使い方をしていたため、思い入れはなかった。 ただ、オフィスフロアの入口付近に懐かしいIDカードを付けた人たちがたくさんいて、どうも就活セミナーをしていたもよう。なんかエモい気持ちになった。

さて、一つ一つ感想を書く。

LT①「ベストトーク賞をもらった話と当日のこぼれ話」 @ しょーへー

  • id:mitani49トーク
  • ベストトークであった「VISAカードの裏側と “手が掛かる” 決済システムの育て方」での発表の裏側ともいうべきLT
    • YAPC登壇者の皆さんは、基本発表慣れしていると思う
    • そのような猛者の方々の中で「わかりやすかった」というフィードバック*1があったということは、それだけ練度が高かったということだろう
    • そうなるために何をしたか?ということで、スライドの見直しと発表練習であるという、まさしく正攻法のやり方であった
      • コロナ期間中のブランクで、コードを埋め込むときの文字サイズを大きくするとか、その手の勘所を忘れたりするという話は、本会の会場でも聞いたんだよな
  • 取るべくして取ったベストトーク賞であるという気持ちになった

LT②「写真で振り返るYAPC::Hiroshima 2024」 @ papix

  • id:papixトーク
  • 運営の裏話的トークで、主に当日までの設営や当日の補足情報(当日使われたサスティナブルな鏡開き樽、たしか約9000円等)について
  • 昨年経験したボランティアスタッフのことを思い出した
    • 今年は参加者数もかなり多かったし、スポンサーも多かった。苦労されたところもあるだろうなと想像する。ありがとうございます。
  • 学生支援制度の紹介もあって、うちのCTOは写真上は見切れてました(笑)
  • 次回は、YAPC::Hakodateかも?という話もあり、決定までのスケジュール感などについても伺った
    • 懇親会で「何が起きたらどれくらいの確度で開催って決まるんですか?」と聞くと、会場が決まればほぼ8割くらい行ける!となるとのこと。こういう質問ができるのも会場参加者の特権ですね

LT③「カセットテープにプログラムを書くということ」@ ぺんた

  • YAPC本会のキーノートの落穂拾い
    • とほほさんがカセットテープにプログラムを書くという話をされていたところ、そのことに違和感を持った参加者が疑問をツイートした
    • ぺんたさんはポケットコンピュータ(ポケコン)使いのため、解説をされるのに適任
  • カセットテープは波(音)を乗せるメディアであるから、どのような波を計算機で取り扱える0と1のビットに対応させるかというルールが必要
    • メーカー(会社)ごとにルールは異なるもよう
    • このルールで記録されたカセットテープを音として再生すると「ピーヒョロヒョロ」と聞こえる、とのこと
  • という古の技術の話をされていた(という、理解をした)
  • SSDmicroSDが簡単に使える現代からすると、このレイヤーのことは意識しなくてもいいわけですごい話だなと思うわけですが、制約が技術を作っていた時代の話なわけで「いいぞもっとやれ」という気持ちにもなった
  • 現代ほどレイヤーがわかれてない・ソフトウェアとハードウェアが近いという話もされていて、そうだよね〜となる

LT④「Re: 経営・意思・エンジニアリング」@ クドウマサヤ

LT⑤「YAPC::Hiroshima2024の思い出を話します!」@ nyanco

  • id:nyanco15トーク
  • 思い出話といいつつ、発表者が在籍するスマートバンクさんの広報戦略、技術・採用広報についてのスポンサー側視点の具体的な話をされた
  • 「擦って擦って擦りまくる」という戦略や「やるなら本気でやろうよ」という掛け声など、個人的には参考になる&耳が痛い話であった
    • 今回、YAPCであまりうまく動けなかったという反省がある
    • スマートバンクさんの振る舞いは@__papix__のこの一言に集約されると思っている
  • 私の所属もスマートバンクさんと相乗りさせてもらうかたちでイベントを開催したが、ちょっとした裏話をすると、社内に共通の知人がいることで話がスタートしたという背景がある
    • こういう言い方はなんとも居心地が悪いのだが、世間は広いようで結構狭いためつながり重要

LT⑥「YAPC::Hiroshima 2024スポンサーブースの振り返り」@ みーた

  • タイミーさんのスポンサーブースに行くと、SNSに黄色のキャラクター「タイミン」の画像をアップロードすることでノベルティや抽選会に参加することができた
    • キャラがかわいい
  • という施策の裏話
  • 参加者の3人に一人はアップロードしたとのことで、これはとてもいいですね
    • 会社のキャラクターを広告代わりに投稿させられているわけですが、あまり嫌な気持ちにならなかったのだよな
    • 対応してくださったブーススタッフの方の感じが良かった気もする
  • 今年YAPCだけでなく、いろんなところでスポンサーされるとのこと
  • いい話としては、タイミーさんは勉強会を開催したいコミュニティ向けにオフィスを開放しているよう
    • どこで開催するか問題は、別のところでもちらほら見聞きしますね
      • 今回の参加者はもっと入れた気がする。結構広いよね〜という話をした
    • 皆さんリモートワークに慣れてしまったので、オフィスをシュリンクさせてしまっている
    • 詳しくはみーたさんに連絡すると良いのではないか

懇親会

その後は懇親会でワイワイした。こちらも皆さんありがとうございました!

感想

Afterのイベントをやることについての感想。 本会の懇親会やその後の飲み会などで思いをぶつける場があり、それは必要なものなのだけれど、 さまざまな理由でそのような会に参加できないとか、参加しても話したい人全員と話すのは難しいとかある。 このようなAfterイベントの場は、コミュニティに対する熱量を維持できるなぁと思っており、 別日に開催されることで、本会の夜の会に都合がつかなかった人を救えることになり、 また、本会に参加できなかった人がコミュニティの様子を見に来る場にもなり、いいことが多い、と感じた。 スポンサーとしても、金銭を負担して会場に広告があることももちろん重要だけれど、 別の切り口でコミュニティに対して貢献があるので良さがありそう。

*1:ベストトーク投票のコメントやSNSの発信などで