プライベートの話であるが、 勝ちとか負けとかそういうことではないのだけれど、確実にうまくいかなくなるという状況に寄り添う必要が出てきた。 いろんな可能性はあるけれど、行き着くところは決まっていて、「どのような経過を辿るか」と「いつ状況が変わるか」という2点が不安定な状況となる。
どんどん状況が良くなっていく未来であれば救いはあるし、目の前のつらい出来事も耐えることができるのだけれど、 何があっても悪化していくことが決定づけられているのは、おかれた状況としては非常に厳しい。
ある期間を過ぎれば問題がなくなるという性質のものであれば、先延ばしにするとかできるだろうが、 残念ながらそういうこともなく、先送りすればするほど、身動きが取れなくなるということは目に見えている。 結果的に、逃避をすることや、考えてもどうにもならないと直近の問題だけに取り組むのは、悪手であるな〜と思う。 だが、結果的にそういうふるまいになってしまうということはある。人間の能力の限界を感じる。
仕事ではないので、理屈ではない部分が大きいということもわかる。 言葉にするには難しい事柄を、あえて言語化するのは厳しいことであり、そこは非常に申し訳ない気持ちもある。 登場人物全員が情にほだされて利己的なことを言うわけでもなく*1、筋の通らないことに突き動かされる様子に巻き込まれて、 歴史は繰り返すんだな〜と思うこともある。
おかれた状況としては勝てない戦いではあるが、その最後の瞬間をどのように着地させるかは、 心づもりや善くあろうすること、あとは体力かなという感じ。 うまくやれば、試合に負けて勝負に勝つということもあるかもしれない。
腹をくくる必要がある。一方で悲観的になったり、ガチガチになってもいけなさそう。 これまでの人間として成長してきたいろいろな能力が、まとめて試されている感じがある。
*1:全員が自分のことだけを考えていればこうはならないなと思った