ふんわり放牧

個人の日記です

2018年9月の関西旅行(2)

二日目.

滞在した簡易宿所は比較的清潔に保たれており,自分の空間もそれなりに広めに感じる. もちろん密閉されたホテルの部屋に比べれば,落ち着けない雰囲気ではあるのだけれど, たまに滞在するくらいなら,コスパはいいと思う. 連泊のことも考えられているようで,アリだなと思う.

若干二日酔いかなと思いつつ,朝食を取るために伊右衛門サロンに向かう. 待ち合わせの時間まで決めていたつもりが,そこまで詰めていなかったようで, こっちのカレンダーには開始時間の予定は入っているが,それは実は暫定的に追加していただけのもので, しかもそのことをすっかり忘れていたので, あちらは当然連絡取れずという感じになってしまい,一人で朝食を取ることになった.

伊右衛門サロンは以前来たことがあるのだけれど,その時は夜だったと思うので,初めての朝食. 雰囲気は楽しいし,食事も美味しいけれど, 待ち時間も長いし,観光地的な上滑り感というか,居づらさみたいなのを感じてしまう. 体験こそ良かったけれど,もっと素敵な朝食スポットは京都市内には山ほどあるだろうし, ミーハーな人と一緒じゃない限り再訪はないかな,と思う.

朝食スポット,普段は朝が弱いので行くことはないのだけれど, 旅先では楽しみたいと思っているものの一つではある. 旅先で食べた朝食が,一つの観光スポットよりも記憶に残ることがあるということを知って, まったくどこでもいいやという気持ちににはならなくなったのだった. とはいえ,一人だとどうしても雑に済ませてしまいがちだし,誰かと行くというのはアリだなと思う.

朝食の時間の間に友人が連絡をくれる. 待っている間の烏丸御池駅周辺を眺めながら,NHK京都放送局の新しい建屋*1京都市内の街の澄んだ様子に感動する. 友人カップルとイノダコーヒーでちょっとした朝食. 結婚式を控えているため,結婚に関する話をいくつか聞いたりした. 二人ともしっかりしているというか,それぞれ得意な方向についてしっかりしている感じがあって面白い.

川でビールを飲むことに. 川まで歩きながら,コンビニでビールを買った後は,ビールを飲みながら話をする. 昨日の天理市では,暮らしと宗教が近かったという印象を受けていたことから発想を受けて, 街にはレイヤーがあるような気がする,なんて話をしていた. 学生時代でも,朝から訪れることはそうそうなかったから,こんな風景は見てなかった気もするな,なんて思ったり. とにかく天気が良かったので,街についてゆったり眺めることができたのかも.

私にとっては何かアイディアを話したら聞いてくれて, 面白い話は面白がってくれて,問題点はしっかり指摘してくれるような関係性で, 愉快な話し相手としての感覚がある. 一人帰りながら「あの指摘は(彼からすると当然だろうけれど)全く意識してなかったなぁ」とかそういう話をしていた. ぎこちなくもないし,嫌な感じが全然しないのは本当に何なんだろう.彼の人柄だろうか.

そうそう,食洗機ね.うちには洗濯乾燥機のほうが先かな,って話になりました.

缶ビール2本飲んだ後に,河原町駅で別れる. 次は彼らの結婚関連のイベントで会うことになるでしょう. その時はゆったり話せそうにもないから,今回時間が取れて本当に良かった.

阪急電車で空港まで. Yahoo!乗換案内の到着時刻検索だと結構ギリギリだったのだけれど, 出発時間から検索するとそんなこともなくて,若干拍子抜け. 間違って降りてしまったり,適当な感じで乗ったり降りたりしたながら進んでいたら,少し遅れそうになった.

空港では特にすることもなく,職場の人のためのお土産を買ったり,弁当を買ったり. 飛行機の中でご飯を食べて,羽田に到着. 早い時間に帰ってきたので,洗濯をして二日間の旅が終わった.

皆様ありがとうございました.

*1:といっても数年は経っているのだが

2018年9月の関西旅行(1)

学部時代のサークルの繋がりのメンバーでビアガーデンに行くとのことで, 後輩に誘われたので,関西に行った.

朝イチの飛行機に乗ることが多い. そのためえらく早く起きた. 早朝から飲酒をするつもりはなく,コーヒーを飲む.

モノレール,阪急電車で梅田乗り換え. 阪急の梅田駅の扇型のホームで数十分時間を潰す.

ペンギン・ハイウェイ』の聖地巡礼ということで,学研北生駒駅まで行く. 富雄川沿いスターバックスができていたり,馬鹿でかいコメリができていたり. ただ行っただけなので,一度改札を降りて5分程度眺めて再度改札内で折り返す.

友人と富雄駅にでおちあい,ラーメン家 みつ葉に行く. 10時半開店となっていたが,到着時にはすでに入店されており,数十分くらい列を待つ. さすがのうまさだった. 待ってる間に数年ぶりの友人の近況報告などを聞いたりする.

その後,みやけ 旧鴻池邸表屋に行き, 抹茶とちょっとしたお菓子を1時間くらいかけて食べた. 以前行った時は休業していたことを思い出したり.

ゆったりと近鉄に乗って,大和西大寺駅内の展望デッキで電車を眺めながら, 天理まで向かう. 天理市に行くのは初めてではないのだけれど,街を歩いたのは初めて. 義務教育時代の社会科で,宗教都市として紹介されていたのが思い出されるけれど, 実際に歩くとリアリティがぜんぜん違う. どんな土地でもそうかもしれないけれど,その街で育った人からすると当然のことも, 他の土地から訪れた人からすると,面白くみえることはあると思う. 例えば,ハッピを着ている老若男女が街を歩いているとか,建物の作りや,街の構造など. 計画して作られたという意味では,瓦の建物ではなくすれば,筑波大の雰囲気にも近いかもな,なんて話をした.

ちょうど繁忙期は抜けた時期とのことで,そのゆるさが初めての訪問にはちょうどよかったのかもしれない. とにかく広くてゆとりがあるので,狭い土地にある宗教施設よりも,圧力が薄い印象を受けた. それとも非宗教施設との境界がなく,人々の暮らしと宗教が同じレイヤーにあるように見えたからだろうか. 神聖なところではあることは間違いなかったけれど.......などと,いろいろと考えると面白い.

本部に行き礼拝場でかなりじっくり過ごしたあと,参考館と呼ばれる施設に行く. 民俗学の博物館というのがその通りの表現で, 世界中から集められたいろいろなものが3階まで展示されていて,充実の内容であった.

最後はすこし駆け足で,駅まで早歩きで向かう必要があったのだけれど, そんな道中に友人には時間ギリギリまで付き合ってもらって,ありがたい限り.

京都に移動.京都タワーのビアガーデン. キリン系のビールが3種類くらいとアサヒ系のビールが2種類以上あったはず.選べるのは便利. 現役の方々とは,年齢差を軸に話をすすめる. 昔の話をしてしまうと,どうも説教のようになるのもそれはつまらないし, ただただ最近どう?と聞くのもあちらからすると既知の情報なので,それもつまらない. 今となれば,たかだか10年以内差なんて同世代と思うけれど, 関西で学生として暮らしていると,1年の差は大きく感じられたよな,なんて思いながら話をしていた.

みなさんお元気でやられているようで,本当に良かったと思う.

2次会も何回か訪れたとても懐かしい会場. 3次会は少し移動して,チェックイン時間を1時間程度伸ばすくらいには楽しんだ.

ファーストキャビンに滞在.カプセルホテルよりは広々としているし,それでいて安価. また利用すると思う.

食事中は読まないほうがいい話

僕は気にしてないけれど,気にする人もいるようなので,上記のようなタイトルにしています.

病院に行ったら少しだけ面白い体験ができたので,書きます.


そもそも先月くらいに足の側面に小さい水疱ができていたのを発見. 「なんか調子が悪いな」とか「子供の頃からイボとかできていたしな」と思ってそのままにしていました. その水疱は勝手に消えて,しかも痛くも痒くもなかったので,その時はやり過ごしたのでした.

前の前の日曜日(8/5),今回は結構大きめの水ぶくれが足の裏にできていて,「もしや」と思い,翌日皮膚科に行くことに. 翌日の月曜日,「新しい皮膚科に行くかな」と職場で職場近くの皮膚科について同僚にいろいろ聞いてみましたが, 結局Googleマップの評判はそこまで高くないものの, 先日訪れた時はそこまで嫌な体験をしなかった皮膚科に,仕事終わりに行くことにしました.

皮膚科は結構混んでいましたが,すんなりと診察. 台の上に足を乗せて,様子を見られる. こちらは「水ぶくれができている」「痛み・かゆみはない」などと伝える.

医者は「それではアレの検査をしてみましょうね,これで菌が出てくれば,そういうことですから」と言う. わかるけど「アレってなんだよ」と思う.

医者は私の皮をピンセットで取り,光学顕微鏡にセットし見る. 途中,スライドガラスに目薬のようなものを垂らしていたのが面白かった. 顕微鏡を見終わった医者は私に向かって「いましたので」と言い, 後ろに控えていた看護師は,すぐさま私の前の机に, どこかの大学病院の先生が監修した小冊子を2冊と薬の塗り方の紙を置く.素早い. 「薬を塗り続ける必要があるので,2週間後に必ずきてくださいね」「うちはこの日からこの日までお盆休みですが」と医者は私に伝えてどこかに消えた.

看護師は,薬の塗り方をレクチャーしながら「先生がやめていいと言うまで,必ず塗り続けてください」と私に伝える.2回目. 診察と投薬(?)が終わったら会計をして,薬局へ向かう.

その薬局ではお薬手帳が電子化されていて,「お薬手帳はありますか?」「アプリに入ってます」というやり取りで済む.便利. 数分待ったところ,男性の薬剤師が私に一本の塗り薬を渡す. ここでも病名は発せず,原因となっている菌の名前をこれで抑えますとかなんとか言ってたと思う. 加えて「先生が止めるまでは薬を塗り続けてください」と念を押される.3回目. 説明はそこそこに会計.この薬局はクレジットカードが使えるので便利だと思っている.

配偶者に予想通りだったと伝えて,ついでに待ち合わせて外食をする. 俵万智の有名な短歌の替え歌でも発話してみようかと思ったけれど,気分を害する人がいるかもしれないからと控えた. 配偶者からは,「家族がいる場合の対応を,なんでしつこく聞かなかったのか」と詰められた.うっかりしていた.

個人的に面白かったポイントは,誰一人として明に病名を口にしなかったことと, しかしその病名はもらった冊子にデカデカと書かれていたことでした. 僕も空気を読んで診察室から出る前には,冊子を鞄の中にしまって人目に触れないようにしました.

なんでも治るまで最大2ヶ月かかるそうです. 足にしもやけができていたころに塗り薬が嫌すぎて,途中で塗るのをやめては毎年赤く腫れていたことを思い出します. 人にうつらないように,頑張っていきたいですね.

ICSE 2018 勉強会で論文紹介した

表題の通り.

私が担当したのは,“From UI Design Image to GUI Skeleton: A Neural Machine Translator to Bootstrap Mobile GUI Implementation” という論文で,UIデザインの画像からGUIケルトンを生成するニューラル機械翻訳機を作ったというもの.

発表中にも言ったけど,個人的に面白いと思ったポイントは,GUIケルトン生成のタスクを機械翻訳の問題として扱ったということ. 問題設計がうまいと思ったし,これは(似たようなことをやっている論文に比べて)いい論文なんじゃないかなと思ったのだった. 内容についてはまた書くかもしれないので,とりあえずこんなところで.

誰かの参考になるかもしれないので,今年のうちの所属の論文決定についてまとめておく. ICSE自体は,5月末から6月あたまにかけてだいたい1週間くらいある. 年度によって公式でProceedingsが公開されることもあれば,行った人しか持ってないということもあった気がする. 会社や個人がACMと契約していれば,ACMDLで読むことができる. まぁ,今時は著者がPreprintを公開することも多いし,論文が入手できないということはなさそう.

勉強会のTwitterで6月くらいにアナウンスがあって,7月から8月くらいに開催される. 会社のチャットに #sereading というチャンネルがあって,ここに誰かが「今年はどうするか」なんて話を書き始める. 勉強会の運営が,論文一覧のスプレッドシートを出してくれるので,それをコピーしてきて, (会社内の)発表希望者は自分で読みたい論文を3段階で評価する.

希望者が揃ったセッションがいくつかあるはずなので,既に希望を出している他の大学研究室や企業の様子をみて 空いているセッションに希望を出すというやり方をする.

会社のメンバーでは今年は2つセッションを担当した.来年も参加できるといいですね.

読書

実家に帰ったときの話.

友人から誕生日プレゼントである文庫本を読んでいて,たまたまその友人のことを親は知っていたため, その入手した方法とその本の内容について少し話をした. すると,君にはそのような本をプレゼントしてくれる友人がいるのだな,という反応をされたことを,今,なぜか思い出した.

本日のお題「カレー」

明日作る予定のカレーの話をします

これを作ります.

ほうれん草の甘みを味わうカレー。ナイル善己さんの「サグチキン」|食|雑誌『家庭画報』公式サイト

家に鶏もも肉があるのと,玉ねぎもある. ほうれん草は買いに行かないとない.トマトも. 生クリームをどうしようかな,という感じ. 普段から使わないので,牛乳で代用するかなぁ.

その他

土曜日でした.本を読み終えました. 結婚式の準備を少ししました.

昼ごはんは冷凍チャーハンやチルドの小籠包を食べました. 夜ごはんはチルドのハンバーグを食べました.

今日のお題「年齢にともなう生活態度の変遷」

生活態度

この一年は人と暮らす生活を続けている.他人なのにお互いよくやれてると思う. 家のことについて,私がやりやすい仕事や苦手ではないことは私の担当にして, そうでないことはあちらがやるという状態が続いている.

何もかもきれいな状態を保つのはなかなか難しく, 慣れてしまうと部屋が散らかってしまう. 「そうなってしまうことは,仕方がないのかな」とか, 「いやいや,それでもなんとかやりましょう」とか, そのあたりの気持ちが行ったり来たりを繰り返している.

一日の流れ

あちらのほうが早く出るので,私は出社ギリギリまでベッドにいて, そこから10分そこらで準備をして会社に行く. 会社でスーパーやコンビニで買ったご飯を食べながら, 仕事をダラダラと開始するというのが, ここ1年くらいのルーチンになっている.

定時後は残らずに帰ることにしていて, だいたいスーパーによって食材を買い,家で1時間程度で調理する. 残業をすると料理はもう無理という感じで,調理時間と相手の帰宅時間との勝負ではある.

そこからご飯を食べた後は自分のことをするか,家事をするかという流れ. お風呂に入ったらもう23時とかなので,そのまま就寝という状態. ありがたいことに24時を過ぎたらだいたい眠くなるので, そこから7時間くらいは朝まで眠り続けることができる.

で,年齢に伴ってるんだっけ?

あまり「いくつになったから,これをする」というような決めごとはなくて, 学生一人暮らし時代,就職後一人暮らし時代,就職後同棲時代という,ある程度まとまった状態を遷移している気がする. もちろん年を取ってるので,昔よりも運動したほうがいいから運動を続けてみたりという時はあったが, 最近は体を動かせてない.

健康で嫌なことなくやっていきたいわけだが,もうそろそろ何か恐ろしいことが待っていそうなそんな気がしている. 気がするだけで済めばいいんだけれどね.

その他

一日中ものを読んでいたら仕事時間が終わった. 就業後は同僚とカードゲームをして遊んだ.いい会だったしまた参加したいね.