ふんわり放牧

個人の日記です

食事中は読まないほうがいい話

僕は気にしてないけれど,気にする人もいるようなので,上記のようなタイトルにしています.

病院に行ったら少しだけ面白い体験ができたので,書きます.


そもそも先月くらいに足の側面に小さい水疱ができていたのを発見. 「なんか調子が悪いな」とか「子供の頃からイボとかできていたしな」と思ってそのままにしていました. その水疱は勝手に消えて,しかも痛くも痒くもなかったので,その時はやり過ごしたのでした.

前の前の日曜日(8/5),今回は結構大きめの水ぶくれが足の裏にできていて,「もしや」と思い,翌日皮膚科に行くことに. 翌日の月曜日,「新しい皮膚科に行くかな」と職場で職場近くの皮膚科について同僚にいろいろ聞いてみましたが, 結局Googleマップの評判はそこまで高くないものの, 先日訪れた時はそこまで嫌な体験をしなかった皮膚科に,仕事終わりに行くことにしました.

皮膚科は結構混んでいましたが,すんなりと診察. 台の上に足を乗せて,様子を見られる. こちらは「水ぶくれができている」「痛み・かゆみはない」などと伝える.

医者は「それではアレの検査をしてみましょうね,これで菌が出てくれば,そういうことですから」と言う. わかるけど「アレってなんだよ」と思う.

医者は私の皮をピンセットで取り,光学顕微鏡にセットし見る. 途中,スライドガラスに目薬のようなものを垂らしていたのが面白かった. 顕微鏡を見終わった医者は私に向かって「いましたので」と言い, 後ろに控えていた看護師は,すぐさま私の前の机に, どこかの大学病院の先生が監修した小冊子を2冊と薬の塗り方の紙を置く.素早い. 「薬を塗り続ける必要があるので,2週間後に必ずきてくださいね」「うちはこの日からこの日までお盆休みですが」と医者は私に伝えてどこかに消えた.

看護師は,薬の塗り方をレクチャーしながら「先生がやめていいと言うまで,必ず塗り続けてください」と私に伝える.2回目. 診察と投薬(?)が終わったら会計をして,薬局へ向かう.

その薬局ではお薬手帳が電子化されていて,「お薬手帳はありますか?」「アプリに入ってます」というやり取りで済む.便利. 数分待ったところ,男性の薬剤師が私に一本の塗り薬を渡す. ここでも病名は発せず,原因となっている菌の名前をこれで抑えますとかなんとか言ってたと思う. 加えて「先生が止めるまでは薬を塗り続けてください」と念を押される.3回目. 説明はそこそこに会計.この薬局はクレジットカードが使えるので便利だと思っている.

配偶者に予想通りだったと伝えて,ついでに待ち合わせて外食をする. 俵万智の有名な短歌の替え歌でも発話してみようかと思ったけれど,気分を害する人がいるかもしれないからと控えた. 配偶者からは,「家族がいる場合の対応を,なんでしつこく聞かなかったのか」と詰められた.うっかりしていた.

個人的に面白かったポイントは,誰一人として明に病名を口にしなかったことと, しかしその病名はもらった冊子にデカデカと書かれていたことでした. 僕も空気を読んで診察室から出る前には,冊子を鞄の中にしまって人目に触れないようにしました.

なんでも治るまで最大2ヶ月かかるそうです. 足にしもやけができていたころに塗り薬が嫌すぎて,途中で塗るのをやめては毎年赤く腫れていたことを思い出します. 人にうつらないように,頑張っていきたいですね.