ふんわり放牧

個人の日記です

2023年冬の実家

家族のことが心配になったので様子を見に実家に帰った。 心配になった、というか、定期的に確認をしておいたほうが良いだろうという打算的な考え。

月曜日の午後から早退をして移動。火曜日・水曜日と実家で勤務。木曜日は代休で一日休みで移動日という構成。

実家からの勤務、インターネットはケーブルテレビ局がやっている回線で契約上は細い回線であり、業務をすることには不安があったが、 速度でいうと理論値まで出てくれるし、日中のMeetを使った会議なども問題なく。 1Gbpsで契約している自宅と体験としては差がない。 さすがにソフトウェアのダウンロードなどは遅いな〜という感じだが、数日の滞在であれば何も問題はない。 全国津々浦々までインフラを通し、維持してくれる事業者に感謝である。

親はめでたく高齢者であるし、様々なことでお金が必要になっているため、出ていくお金と入ってくるお金の現状の確認を少しだけ。 帰省のたびになるほど社会保障制度はこのようになっているのかという学びがある。 基本的には私には教育をしっかりやってもらったので、もうこれ以上は金銭的に頼るつもりもないし、 人様に大きく迷惑をかけるのでもなければ、あちらのやることに口出しするつもりもないが*1、 これまでできていたことができなくなっていくということについて、どう考えているのかということや、どう関わっていくべきかはまだ話しきれてないところである。 突然できなくなるということもあるし、徐々にできなくなっていくということもある。

実家にいたときには存在していない施設を巡る旅をした。 全国チェーンの店やニュースになるような施設など、気になっていたものを一通り。 どれも想像通り、ではあるが、存在しない頃を知っていると違和感が大きい。 「これが子供の頃にあれば」という気持ちもあれど、これらがなかったからこそ、外に出ていくモチベーションが生まれたという考え方もある。

上記の話より思うが、ここ数日どこに暮らすか・何をするかということについて人にあれこれ言うものを見るが、 究極的には何をモチベーションの源泉とするかであり、自分自身は何があればいいかということを知る旅なのだと思っている。 ある意味では「足るを知る」でもあるなとも。 「働かなくても年金がもらえること」についてアレコレ親が話していたところ、何事にも感謝をしろという説教を祖母がしていた。

次回は春です。お楽しみに。

*1:民法上の扶養義務の話を意識しています