本エントリーは,つくりおき Advent Calendar 2017の14日目です.
昨日は id:mitsuba3 さんの, 誕生日おき(つくりおき Advent Calendar 2017) - 海の響きを懐かしむ でした.
晩御飯のために味噌汁を作ります.5分から10分くらいでできます.
味噌
まず味噌について書きます.
自炊するようになってから味噌をいくつか試しています. 以下の3種類が,いい意味で印象に残った味噌です.
- マルモ青木味噌醤油の善光寺平赤 (長野)
- ジョウセンの仙台味噌 (宮城)
- (私の)地元の味噌
味噌は意外と減りも早く,スーパーの店頭にはいくつも種類があります. そのため,味噌を新しく買うときは今まで試してないものを購入しています. 「いろいろ試したけど,地元の味噌がやっぱり一番!」というレベルには達しておらず, 訪れたことのない土地の味噌を入手し「同じ味噌なのにここまで味が変わるのか」とまだ探索中の段階. 美味しければいくら値段が高くても良いというわけでもなく,量あたりの値段もできれば安いほうが嬉しいですね.
調理
私は豆腐の味噌汁が好きですから,今回も豆腐の味噌汁を作りましょう. 2杯分を作ってみます.
大体の場合は,具材は最初に出しておきます.そうしないと具材の入れ忘れが発生して残念な気持ちになります. 今回の材料は,
- 水: 380cc
- 豆腐: 175g
- 乾燥味噌汁の具: 大さじ2杯
- 白だし: 20ml
です.
使う道具は,
- 小さい鍋
- 大さじ
- 計量カップ
- お玉
とかでしょうか.
水はBRITAの浄水器の水を使っています. 軽量には計量カップを使います. うちには2カップ(200ml)の計量カップが2種類あるのですが, 使い勝手に満足していません.おすすめの計量カップがあったら教えてください. 水は380mlくらい用意します.
豆腐はさとの雪の小分けになっている豆腐を使います. 東日本のスーパーで買えるそうです.木綿も絹もどちらも美味しいと思います.
豆腐は安いものから高いものまでと,値段に開きがありますが, 高いものだときちんとうまいので,そこそこの値段の豆腐を買っています. あと小分けになってるのもちょうどいい感じ(175gあるそうです). 豆腐一丁として売られているものは,だいたい300gから400gほどあると思うのですが, 味噌汁を2杯だけ作りたい場合には量が多く感じます.
乾燥の味噌汁の具を入れることが多いですが, たまに余っている野菜を切っていれることもあります. 今日は乾燥の味噌汁の具を入れます. 三幸産業の「海鮮たっぷりみそ汁の具」というやつを使いました.
出汁についてですが,20mlくらい白だしを入れます. 以前は粉末だしを使っていましたが,白だしにしようという提案があり,白だしを使うようになりました. 最寄りのスーパーではメーカー4社がそれぞれ1製品ずつ出していますが, 特にこだわりはなくやってます.今回はキッコーマンの白だしです.
以上を鍋に入れ,火にかけます.
沸騰しそうになったら火を止めて,味噌を入れます. ジョウセンの仙台味噌を使います. 使う味噌によりますが,これは大さじ1杯半くらい入れます. 一度決めればその味噌がなくなるまであまり変えません.
大さじは無印良品(柄の長い計量スプーン・大)で買いました. 一般的な大さじは持ち手の部分がぐにゃぐにゃしているけれど, これはしっかりしてるから計量だけでなく,かき混ぜるのに使ったりします. 味噌こしは鍋にかけられるものを使っています. とりあえず味噌こしをかけておいて,冷蔵庫から味噌を出し,というふうにゆったりできるのがいいです.
再度火をつけて沸騰しそうになったら完成とします. そのままお椀に注ぎますが,ご飯を食べるまで時間がある場合は蓋をして,食べる前に少しだけ加熱をします.
ふりかえり
味噌汁の具ですが, 最後に冷凍ネギを入れてもいいですね. 卵を落としてみたり,とろろ昆布を入れてみたり,いろいろとやっています.
土井善晴さんの本に,味噌汁は適当にササッと作って飲むとよいみたいなことが書いてありました. 小林カツ代さんの本にも似たようなことが書いてあったと思います. ということで,影響を受けているような気がします.
以前は冬の間は4杯分くらい作って,当日の夜と翌日の夜に飲んでいました(つくりおきです)が, 夏の時期に「いたむのでは」と指摘されて,一日ずつ作るようになってしまいました. もともと料理に慣れていたわけではないですが,片手間でできるようになったのが嬉しいところです.
突然仕事の話をしますが,会社にいると大きめのタスクを複数日かけてやることがあって, しかも他人のレビューが必要だったりして,とにかくだるいことがあります. 味噌汁は10分くらいで簡単に作れて,すぐに結果が出るし,試行錯誤もしやすい. 下手なことをするとミスったとすぐわかるのも面白いし, 一応料理をしたぞという気になれる. とりあえず味噌汁を作ろうという気になります. 結果がわかるということ,似たようなことが最近読んでる Cooking for Geeks という本に書いてありました.
- 作者: 土井善晴
- 出版社/メーカー: グラフィック社
- 発売日: 2016/10/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 小林カツ代
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/11
- メディア: 新書
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Cooking for Geeks 第2版 ―料理の科学と実践レシピ (Make: Japan Books)
- 作者: Jeff Potter,水原文
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つくりおき Advent Calendar 2017の14日目は味噌汁でした. 今回はつくりおいてないけど,つくりおくこともできる,という提案でした. ただしつくりおくのは冬の間だけにして,日中は冷蔵庫に入れておくのがいいと思います.
明日は tkzwtks さんです.
それでは皆様,素敵な年末年始をお過ごしください.