ジェーン・スーさんと高橋芳朗さんの恋愛映画に関する対談をまとめた書籍． もともとはWeb連載されてたものを，いくつか補充したりして書籍化したもののようです． www.webuomo.jp
ジェーン・スーさんの書籍はタイトルがいいよねってそれだけが言いたいことだったんだけれど， それだとあんまりなのでもう少し．
恋愛映画というか映画全般を観ることがあまりなくて，それは自分にとって映画は娯楽の一級市民にいないからなんだけれど， 世間では娯楽の王様と言われるくらいには業界としても成熟しており，お客さんへの提示の仕方としてもよいものだという認識もある． 結局，映画を観るという習慣がないから見てないというだけのことのような気もする． 自分の身の回りでも，日常的に映画を見るとか映画鑑賞が趣味ですという人のほうが少数派だったし．
歳を取ると，映画の主題になるような，恋愛だとか冒険だとかなかなか身の回りで起きなくなってしまうという悲しい現実があって， 所帯じみた話に話題がシフトするのはそれはそれで悪くないのだけれど， 昔感じていたような感情を追体験するために人はコンテンツを消費するのかしらねというのを， 書籍を読んでふと思ったのだった．
