ふんわり放牧

個人の日記です

AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03) 受けた

近所のテストセンターでAWSの資格を受けてきた。ちなみに所属先からの支援などはなく完全に趣味。 Solutions Architect - Associateという、AWSの資格の中ではどメジャーなやつ。合格した。

aws.amazon.com

AWSはかれこれ10年くらいは使っているはずなのだけれど、 SAAの出題範囲で出るような内容を業務でまともに使うようになったのは、前職に入社してからだった気がする*1。 もっとも入社前には強めのSREが一通りの環境を整えてしまった後だったし、自分がソリューションアーキテクト的な動きはほとんどする必要がなかった。*2

現職に入社してから、「ソリューションアーキテクト的な業務を自分も担わないと、ひどいものが出来上がってしまうな」「というか他の人にはちょっと頼れる状況じゃないな」という 危機感 のようなものが去来し、 その能力が発揮できる土壌づくりとして、まずはSAAレベルの知識のIn/Outが必要かなという思いに至り、 1ヶ月でやり切ると決めて昨年末からお勉強をした。ベンダー試験自体受けるのも初めてだし、いきなり一つ上の資格であるSAPを取るのも怖かったので、まずはSAAから取ることに。*3 「受験料割引かつ一度不合格でも再受験できる」というキャンペーンクーポンを持っていたので、心に余裕を持って受験することができた。

思い出話をすると、AWS認定のコースワークをそれこそ前々職のときに受けて*4て、 その時はまだ「S3がありますね」「EC2はオートスケーリングでいいですね」みたいなレベルだった気がするんだよな。 なのでそこから勉強してたと考えると、資格取得までに10年近くかけてる。この記事も「1ヶ月(と10年かけて)AWSの資格を取りました」というタイトルに変更しようか。 前職でもスタートアップ向けのコースワークを受けた気がするし、タッチポイントはそれなりにあったため、何が勉強として機能しているかもはやわからない感じ。

資格を取ったからとて何かしらの機能が解放されるわけでもないし、どちらかといえば1ヶ月で仕事とは別のことにガッと頭を使いたかったというモチベもあったかしらね。 試験を受けるというマイルストーンを決めて、主要機能の概要把握と重要なサービスは自分の手も動く状態を目指すという感じ。 なんとなく使ってる機能について、用語と機能を整理することで、仕事中も適切な言い回しができるようになる、とかが狙った効果だろうか。なので合格することがゴールではないという感じではあった*5

いい年になったけれど、インプットも全然集中できなくなってるし、試験を解くのも文章が頭に入ってこなくてしんどかったなという感想だけが残った。 通知が来るまでは「落ちたかもなぁ」「また受ければええか」と悲観的になっていたのだけれど、 蓋を開けてみるとそこそこ良いスコアだったので、拍子抜けという感想。


ここからは今回使った教材について書いておく。

Udemyのコース

これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座

「これだけでOK!」と言うだけあって、充実の内容。座学スライドとハンズオンの動画で50時間近くあって、本番想定の問題も3セットある。これをやるだけでも十分合格できるだろうなという感じ。 これをメインでやってた。触ったことがないサービスや標準的な使い方に触れるためのきっかけという方が近いかも。

実は私がこのコースを買ったのは2020年で、その頃は20時間の動画だけだったんですよね。 そこからAWSのサービス・資格内容・コースワークそれぞれがアップデートされて、結果コースワークは時間が倍以上に膨らんでしまっている。 2020年頃も2/3くらいの動画を視聴して途中でやめてしまったのだけれど、ほとんどの動画が差し変わっててだいたいが2023年頃の収録になってそう(講師の録画されたPC画面の西暦の表示で気づく)。

2023年頃とか2025年頃とか、2,3回くらい「受けるか!」と思ってコースを開きハンズオンやってたけど、結局面倒くさくてやめた*6という背景があって、何度目の正直かという。

実際の試験との差分については、試験内容に守秘義務があるためここでは書くつもりはないけど、 コース内容がAWSのサービス自体に追いつけてないところも実際あるので*7、「ということは......?」という覚悟を持って試験当日を迎えた。 もっともカバレッジが100%だからいいかというとそんなこともないでしょ、って感じはある。重要なサービスの重要なところを抑えられてればええよな、という。ていうかAssociateレベルでしょ?みたいな。

コース自体は悪くないけど、講師の英語の発音やIT用語の読み方が「本当にIT業界の方かしら?」となるところもあって若干心配な気持ちにはなったりした。 別にそこが残念でも、出題範囲はわかってるからペースメーカーとして機能させてたというのが正直なところかな。 売り切りじゃなくて、アップデートをかけているのは偉いですよ......。

SBクリエイティブの本

コンセプトとしては上のUdemyのコースと似ていると思っている。これも結構前に買ってたし、なんなら第2版と第3版を持ってる気がする。 これは1年前に読んでたんじゃないかな。ちょうどAWSを使う仕事とかしてて、気持ちが高まっていたというのがある。そうそう、軽めにこれを読みながら勉強してたけど、家族のことがあったから受験キャンセルしたんだわ。

網羅性が高くて、書籍ならこれが選ばれるというのもわかる感じ。

一夜漬けの本

これは今回買った。 1週間前とかになんか読み物としていいかなと思って読んだけど、切り口が違ってよかったかなぁ。 読まなくても合格はできるかもだけれど、サクッと読むには便利だったかも。

*1:大企業の社内ネットワークがとにかくインターンの方に優しくないので、AWS上で実験ができるようにするとか、強めの計算機リソースが欲しいとか、大学の研究室レベルの使い方はしていた

*2:同僚たちが「無免許運転ですわ」とか言いながら、しっかり業務を回していたのは力強かったなと思う。

*3:時間に余裕があればよりジェネラルなCloud Practitionerから初めてもよかったんだが、時間はないし、私はそれを決意して途中で飽きてやめてしまったことがある

*4:現在も開講されているArchitecting on AWSという3日間のコースの前段にある、2日間のコースだった気がする

*5:そこが価値と思っていないからこれまで取るモチベが低かったという

*6:テストセンターはキャンセル料が取られないんだよね

*7:たとえば現在のAWSを無料で使う方法についてのガイダンスは古かったりして初心者は混乱しそう