『桐島、部活やめるってよ』を読んだ。
最近は通勤をしているので小説を読む時間もできるのだが、満員電車の中でもサクッと読めた。
描写や語り手の心情の記述の気持ちよさで攻めてる小説だと思うけれど、 私はどちらかというと物語が進展することとか、関係性が効いて物語が大きく変わっていくことを期待していたから、 「何事もなく終わってしまった......。」という感想が大きくぼやっと頭の中に残る感じだった。 いや、語り手たちからすると進展しているんだろうとも思うが、今の自分は大味な物語を読みたいところはあるのかもしれない。ラノベの読み過ぎか?(ラノベに失礼)
作者とは同世代でもあるから、2000年代後半の高校生の持つ雰囲気を感じることが出来てよかった。 もっとも高校時代にスクールカーストのようなものは目的特化クラスだったためほとんど体験・意識していないし、 中学時代は、規模も小さくおままごとのようなものだったなと思う。 どちらかというと中学時代のほうが、クラスの一軍みたいな話があり得たかもと思い出していた。
外を歩いていると学校が近くにあるからか高校生の集団とすれ違うこともあるんだけれど、 なんか全然よくわかんねーなって気持ちになる。もちろんわかるはずとも思ってないけど。 私の学生時代とは使ってるツールや取り巻く環境などは10年以上も違うのだから一見違うかもしれないが、 悩みなんかは当時と変わんなかったりするんだろうかね。
