ふんわり放牧

個人の日記です

『音楽制作』読んだ / 夜ふかしした

『音楽制作- プログラミング・数理・アート -』を読んだ。 電子音楽メディアアートに関する話題をまとめた書籍。数ヶ月前に入手してて、まとまった時間が取れたので読むことにした。

版元がコロナ社ということもあり、理工系の教科書っぽい体裁なので堅苦しい雰囲気。価格も結構高い。 全六章で各章について著者らが分担して書いている。 理工系の教科書のようと書いたが、実際は芸術系の方が書かれている。 そのため技術書と思って読み始めると、語の使い方が私達の使い方と絶妙に異なってたり、「この節では何を伝えたいんだ?」となったりする。 つまり目が滑ったり、どうでもいいところで躓いたりする。 ただ読んで良かったとなるのは、この分野でまとまった書籍というのはあまりないようだし、比較的幅広く書かれている印象を受けるため、取っ掛かりにはかなり有用そうと感じる。

DTMに使われるDAWの説明になってないというのは良かったのだと思う。 1章でそもそも電子楽器とは?*1というところから入り、機械で音楽を作るためにはどのようなツールがあり、どのような歴史があったかということを一気見できる。 OSSを普段から使っているソフトウェアエンジニアとしては、トラッカー*2というDAWと異なるエコシステムについて書かれていることを興味深く感じた。

1章・2章を通じて、MaxやPure Dataというようなグラフィカルプログラミング環境が、この分野には多大なる貢献をしていることが感じられたし、Maxを使った実際の上演プロセスについて書かれているものよい(ハウリングには気をつけろよ、とか)。 4章ではライブコーディングという切り口から、再度ツール/環境について網羅的に整理されていたり、実際のパフォーマンス事例についてのリンクもある。TidalCyclesのチュートリアルも丁寧さがありよい。

と、ここまで書いたが、私はレビューするほどの知識と経験があるわけではないため、出版社のページにあるレビューがかなり良いので、興味がある人はこちらを読むと良さそう。 また、試し読みのpdfファイルも出版社のページにはあるのでそちらを読むこともおすすめ。


半月ぶりにPS5のゲーム、DEATH STRANDING 2を起動。実家にいたため起動できなかったのだった(リモートでプレイするほどではなかった)。 国道は中断したときよりも整備されていた気がする。フレンド数名が起動はしてるようだが、お互いの世界に影響が及ぼされてなさそう*3なのは気になる。もっと積極的に建築をするといいだろうか......。 ストーリー進行には関係のないミッションをダラダラやっていたら、結構な夜ふかしをしてしまった。

*1:シンセサイザーの仕組みなども含めて

*2:アンダーグラウンドカルチャーから生まれた世界であると説明されていた

*3:建設物や残置物がオンラインで共有されたりする