ふんわり放牧

個人の日記です

NASのHDDを交換した(Synology DS216j に WD Red Plus 6TB を)

自宅で使っているNASのHDDを交換した.

2017年から自宅で使っているNASのSynology DiskStation DS216j. 特にトラブルもなく元気に動いてくれているのだけれど,中で使っているHDDが4年を過ぎたということもあり, HDDのサポートも切れてしまったので,換装することにした. HDDが壊れたタイミングで交換とかが良いのかもしれないんだけれど, 最近職場で使っているストレージのHDDがS.M.A.R.T エラーを上げて,対応する必要があった*1とか, ニュースででかい銀行のストレージが故障したとか報道を見て,なんかふと「縁起悪っ」って思ってしまったので, 思いつきで髪型を変えるように,思いつきでHDDを買ってしまった.

ちなみにこれまで使っていたのは,HGST Deskstar NAS 4TB.壊れることはなかった.

買ったのはWD Red Plusの6TB,2TB容量が増えた. 1基だけ交換するのでもよかったが,WD Redのほうは回転数が5,640rpmとなっていて,それまで使っていたHDDは回転数が7,200rpmと異なることから, どうせならと思い,2基交換することにした. 最初WD Redを見ていたけれど,SynologyがサポートしているのがPlusのほうだったので,1000円くらい割高だったが,そちらを買うことに. 1基あたり16,410円で2台購入.Amazonから.

ところでHDDでRAIDを組むならロットをずらしたほうがいいとか聞くので,気になってざっくりググってみたけれど,利用者のお気持ち表明程度の情報しか書かれておらず,科学的な態度じゃないなと思ってしまった*2*3. 今回は利便性を取ってAmazonで2台買ったため,同ロットを避けるムーブができていないのですが,どうなることやら. ところでワクチンはかなりの量が同ロットで生産されていましたが,HDDは同ロットでどれだけ生産されるのか,何もわからない...

RAIDは可用性のための技術ということで,別に外付けHDDでのバックアップはあるのだが, せっかくシュッとAWS S3とかにアップロードできる仕組みが付いてるんだからそれを使えばいいじゃんとか, いろいろと思うことはある.

NASのほうは2世代更新されていて,今はDS220jが最新. プロセッサやメモリの性能が向上しているのに,値段は変わらないので,なかなか良さそう.

*1:対応したのは私ではないが

*2:これを明らかにできるのはメーカー側か大量にHDDを購入・運用している事業者なのだろうが,製造業にとって歩留まりは企業秘密だろうから,公開するメリットはなさそう.一方でなんで消費者側がそちらの都合を考えて調達しないといけないのか,みたいな気持ちにもなる

*3:ところで科学的ではない情報でも,その情報を信じて行動するということが合理的な場合というのはあるわけで,このあたりは個人的に関心のあるポイントだったりする