所属が解散することになった。
自分の仕事やそれを支えるチームが終わるということは、仕事をしていると何回かあることだと思っているんだけれど、法人がなくなることに居合わせるのは滅多にないなことだと思った。とても興味深い出来事だと思う。
同僚のTwitter有名人がIRが公開された直後に、その資料をURL付きでツイートしててfavとRTを稼いでいたので、 「さすがだな〜〜〜、うまいな〜〜〜」って思ってしまった。
実を言うと職場に対してそこまでの気持ちはないので、所属してない人まで情報が到達して、 いろいろ聞かれることについても、「そういうものなんだな」と思ってしまった。 私は、他人が所属する組織がニュースになった時は気にするのに、 自分の所属する組織が他人の関心の対象になるという事実にあまりピンときていない。
さて、来年からは所属する法人がなくなる。
来年度からの情報は私が告知された情報ですら公開されていないようなので*1、 具体的に記録する気はないけれど、辛いことが増えなければいいなと素直に思う。 私はあまり気にならなかったけれど、自分よりもシニアな人たちは厳しい気持ちになるのかもしれない。 気の遣われ方が、ホワイト企業だなと思ってしまった。
あるあるの話だとは思うけれど、これまで別法人だったからこそやりやすかったことが、 本体という大きい組織の一部になってしまうことで、やりにくくなってしまうというのはあるかもしれない。 逆に大きい組織の一部だからやりやすいことも、当然あると思う。 ネガティブな面を見ると、この先これまでのようにできなくなることに不満を抱えて辞めていくかもしれない同僚たちのことを思うし、 ポジティブな面を見ると、もしこの解散が早く起きていたことで辞めなくて済んだかもしれない元同僚たちのことを思い出す。
ここ数年、今の時代における(法人としての)中央研究所の価値ってのは一体なんだろうと考えてて、 またそれは、入社1,2年目くらいに初めての上司にも聞かれたことであり、 ということは、中間管理職の上司たちも気にしていたポイントであって、 その答えが今回出たということなんだろうな、と思っていた*2。
入社したとき、もともと一つのものが分かれたときのこと(設立の趣旨など)や、 その時代のダイナミズムを会社の歴史として触れたことがあって、 そして今の社内外の状況とを比較すると、どうしても「今までよく持ったよな」という感想になってしまうのであった。