ふんわり放牧

個人の日記です

2019年1月のマルタ旅行(2)

二日目.

どうしてこんなことになってしまったんだ。。。

成田からドバイを目指す飛行機.12時間の旅. エコノミークラスの座席は窓側3列,中央4列,窓側3列という配置となっていて, 窓側3列席の通路側と中央を取っていたので,僕が足を伸ばして寝ることができてよかった. 2回あった食事なども機内食としては普通に美味しかったと思う.

機内では気になっていた映画『search/サーチ』(原題は Searching だった)を観た.

filmarks.com

コンピュータの画面だけで展開される映画.じゃあ人の顔はどうやって撮ってるのっていうと,ウェブカメラや携帯電話のインカメラを使ってる. 舞台がサンフランシスコ・ベイエリアということもあるのか,登場人物みんながコンピュータやサービスを使いこなしてて凄いみたいな印象を持った. Facebook メッセンジャーだけでなく,「Venmoとか,普通に使ってるんだー,へー」みたいな感じ. 日本語字幕がなかったので日本語翻訳で観たけれど,コンピュータの画面にかかれている内容は翻訳されずに英語そのままで表示されていたため, 意味がわからないところがあった気がする.

日本の夜の間に出て,ドバイの早朝に着くという飛行機だったので, ここまでは,「そこまでしんどくはない」という感じであった.

ドバイに到着してからは空港を探検する.乗り継ぎ時間が3時間弱あったので. ドバイ国際空港はターミナルがいくつかあるようだけれど,ターミナル3はエミレーツ航空専用のターミナルらしいが, それでもGates A, B, Cといくつかあるようで探検のしがいがあった.特にAとB,Cの間は電車が走っているので,それに乗ったりした.

よい

これはA-Gatesの巨大なエレベーターで,2つの入り口でかごが一つ.機材搬入用のエレベーターかと思うくらい大きくて,またむき出しになってるところもよかった.1階から4階くらいまで吹き抜けになっていて,出国後の手荷物検査やトランジットの手荷物検査などがゆとりを持って配置されていた.エレベーターの裏には噴水があって壮大な感じだった. 同じものはBとCのほうにもあって,どっちを使う人でも似たような体験ができて便利そう.

ハーゲンダッツの店舗があったので,そこで休憩としてハーゲンダッツを食べたりした. 一緒に買った水がなかなかいい値段して,「UAE,物価よ......」と思わずつぶやいてしまう.

搭乗時間が近づいてきたので,Gate Cの端のほうまで行く. 我々の便の隣のゲートはエジプト行きで,日本人ツアーグループが大量に居て面白かった. なぜ人はエジプトに行きたがるのか......

どうしてこんなことになってしまったんだ

Google mapsで見たやつだ。。。

ドバイの上空ではGoogle Mapsでみた人工島が見れて感動したりした.これの島一つ一つに国の名前がついているはず.

ja.wikipedia.org

ドバイからマルタは直行便ではなく,ラルナカ国際空港というキプロス共和国の空港を経由する. この便でも機内食は出る.ドバイからラルカナまでの間に,朝食という扱いだっただろうか.

飛行機の経由の仕方はいくつかあると思うが,今回は降りる人はそのまま降りて,次の目的地まで行く人はそのまま機内で待機, 軽く清掃と不審な荷物がないかのチェックをしたら,そこから乗る人を入れて,飛び立つという流れだった. 結構時間が長くて,1時間は滞在したのではないか. 成田には就航してないらしいサウジアラビアの航空会社,サウディアの飛行機が居て, サウジアラビアの緑の国旗に興奮したり, あとは懐かしのインドのLCC,IndoGoが居たり. 空港の建物もギリシア語の表記がされていて,日本じゃないんだなぁとしみじみしていた.

ラルカナからマルタまでも食事が出たはず.ここまで結構な頻度で食事をしていてお腹が空くということはなかったと思う.

マルタに到着すると天気は小雨.マルタの空港は小さいのでボーディングブリッジはなく,タラップで降りてバスに乗る. バスを降りたら無限にペットボトルの水が積まれてあったので,それを取ってそのまま入国審査. ここまで目にしなかったが,この入国審査で見かけた日本人も何組かいて,今後のマルタ滞在でも何回か登場してくる. 審査官にはパスポートを見せるだけで,何も聞かれず入国. 荷物も無事受け取り,到着口に降り立つ.移動距離も短く,そこまで大きい空港ではないなということがわかる.

ターミナル内にあるバスチケット売り場に行き,旅行者向けの12回使える回数券式のICカードを,自販機で購入.自販機はクレジットカードが使えた. またターミナル内の観光案内所で,乗るべきバスを教えてもらう.

外に出ると雨はそこそこだが,風が無茶苦茶強かった.まるで台風のよう.

バス内で話しかけてくれたおじさんがいて,「どこまで行くの?」と聞かれたので滞在先のホテルのあるエリアを教えると,「このバスはそこには行かない」と言われる. 「まじか,観光案内所のジェントルマンよ!」ということになったが,途中でおりることをおすすめされ,またバス運転手などにもルートを聞いてくれてやたら親切だった. 飛行機に乗るときに手荷物にもタグをつけることがあるのだけれど,ビジネスクラス向けのタグをつけていたこと妻が目ざとく見ており, 上記のようなツイートをした.

パークアンドライド用の駐車場のある大きめのバス停で降りて,乗るべきバスに乗る. Google Mapsの乗り換え案内も使えそうだったが,tallinjaというマルタ公共交通提供のモバイルアプリがあって,それをビジネスクラスのおじさんに教えてもらった. 日本で使うYahoo!乗り換え案内などと比較すれば,出来は良くはないけど,目的地を適切に入れれば使えるかなという感じ.

Grand Hotel Excelsior Maltaという,首都バレッタ近くのホテルに滞在する. バレッタのバスターミナルから徒歩5分くらいのところで,アクセスも良い. バレッタの対岸,スリーマやその先にもホテルはあるが,バレッタの近くのほうがいいよとおすすめされていたので. 景色がよくないため安めの設定になっている部屋,4泊して二人で6万円弱.一人7000円程度で泊まれると思うとお得だなと思う.

ホテルに到着してからは,どこに行くでもなく,そのまま寝た.聞いていたとおり,水道水がほんの少しだけしょっぱい.