ふんわり放牧

個人の日記です

ICSE 2016 勉強会に参加する予定

International Conference on Software Engineering (ICSE) というソフトウェア工学分野の国際会議がある. そこで発表された研究論文を読んで発表する会が今年も行われるようで, 会社の人が参加者を募っていた. この会,うちの部署では若者が発表すべきという雰囲気がなんとなくあるため,なんとか都合をつけて発表したい.

この会,聴講するだけならふらりと行くだけで良く, 会場も東京だけでなく名古屋・大阪・福岡といくつも会場がわかれているので,参加もしやすい. この分野に興味があるなら,ちょっとしたビジネスセミナーや偉い人の講演よりも面白いかもしれない.

研究室・会社(研究グループ)ごとにセッションが割り振られるため, 自分の興味以外の論文を引く可能性もある. 事前に興味のあるタイトルだけリストアップしていたので,Spreadsheetに転記した.

ICSEが開催されていた時期は研究者のTwitterの投稿も盛んで,一度でいいから行ってみたい,と思った. という話を,海外の研究者にしたところ「いつかじゃなくて,必ず!」というようなツッコミを受けるのも,お約束になり始めている.

SANER 2016に参加した

23rd IEEE International Conference on Software Analysis, Evolution, and Reengineering (SANER 2016) という国際会議に参加した. 開催場所は,大阪の吹田市大阪大学吹田キャンパス. 国内で行われる国際会議ということで,出張として参加した.

今回は純粋な聴講として参加したのだけれど, 目立つ人は,参加者やsession chairから,名前で読んでもらえる (名前を覚えてもらえる)というのが印象に残っている.

第1回SIGPXに参加した

概要

もう先週のことになりますが, 2月27日に東京工業大学 大岡山キャンパスで開催された, 第1回SIGPXに参加しました. 第1回勉強会 | SIGPX: Special Interest Group on Programming Experience

きっかけ

情報科学若手の会」でお会いした加藤さんと, SPLASH 2015 でお会いした増原先生が発起人になっている会で, 好きな人が集まって発表・議論をする会という, (発表内容的にも)IT勉強会と研究会を足して2で割ったような会でした.

感想

私は,ソフトウェア工学 (SE)分野の研究員で, 業務でソフトウェア開発の支援に関する研究開発を行っているということに加えて, 開発環境やツールに関する個人的な興味が出始めたということもあって, 非常に楽しい時間でした.

特に,宮下先生のトークは非常に共感できるところが多く,もっと早くお会いしておけばと思い, また,上野先生のトークも別の方から研究内容の概要は聞いていたのですが, 直接伺うのは初めてで,お仕事内容を網羅的に聞けてよかったと思います. 動いている増井先生を見たのも実は初めてで,ブログや雑誌などを見聞きしていたくらいなのですが, 想像と同じ方向性で,振り切れてる感じが良かった.

各分野の人たちが研究と思っていること,いないことが, 他分野では既にやられていたり,最先端の研究になりうる可能性というのを私は面白がっていて, そういうことに自覚的な人は意外と少ないのではと思っているのが最近. やるべき人が補間していき,本当に良いもの・良いコミュニティを作っていけたらと思うところです.

SE分野ではないが関連分野で研究開発をしている同僚と参加したのですが, 帰宅途中に話が盛り上がって,夜中,眠くなるまで話をし続けていました. これまで勉強会などは一人で参加することも多く,個人的な立場としては同じ所属の人と固まるべきではないなと思っているのですが, 終わった後に話をしてみると自分とは違う気づきがあることが,良かったと感じています. 今後も同僚を誘っていきたいなと思った瞬間でした.

次回もよろしくお願いします.

機中泊

それぞれ現地時間では夕方に出て,夜に着くのだけれど, 日付変更線を超えるので1日加算されているし, 13時間くらいかかる.

機内食を戴いて睡眠. ただ寝過ぎると夜寝れなくなりそうだったので,適当な時間に起きて,映画を見ることに.

マッドマックス 怒りのデス・ロード』をヒヤヒヤしながら観て, “Aloha”を観た.

マッドマックスはいろんな人の評判が良かったので期待していたけれど, 私はあまりおもしろいと感じなかった. とにかく映像に勢いがあってパチンコのようだなという感想を持った.

それではと思いラブストーリーでも観るかという気になって,Alohaという映画を観る. しかし,ストーリーが微妙でいろいろ調べてみると,あまり評判の良い映画ではなかったみたい. 吹き替え版だった気がするけれど,それもよくなかったのだろうか. ヒロインがEmma Stoneでやたら可愛かったのと, 彼女の役名の Ng という名前についての話があったのが,気にかかった.

サンフランシスコの思い出でも思い出すかという気になって, 『フルハウス』の第一話を観た後に(オープニングでは,SFの有名スポットがたくさん使われていた), 水曜どうでしょうのマレーシアジャングル探検を観たところで日本についた.

@uploadくんを成田まで呼び寄せていたので,彼の車で移動. 到着の時間を少し遅めに伝えたことで混乱があったが,なんとかなった. 松戸にある雷 本店に行き, 中盛を注文.あまり並ばずに済んだ. こってりというよりも「濃いスープ」という感じ.非常に好み. 二郎系のラーメンは最後は後悔が多いのだけれど, ここのは味もよく量も適切で体験としてはかなり良い方にわけられると思う.

ラーメンを食べる前後でアメリカでの出来事を話せることから,一気に話す.

夜の首都高には初めて乗るのだけれど,最高だった. 自宅まで送ってもらって,車代などを合わせたら高くついてしまったけれど, それでもアメリカの眠れない夜にずっとラーメンが食べたいと思っていたので, その味は格別だった.

滞在最終日

Keynoteだけ聴いて帰るかと思っていたが, 起きたらチェックアウト予定の30分前で,あわや出国失敗するところだった. 慌てて荷物をまとめてチェックアウトをし,SuperShuttleに乗る. (KeynoteYoutubeに挙がっていたので,良かった)

ピッツバーグ国際空港(PIT)はあまり大きくなかったけれど, 少し時間があったので,またもや探検. いろいろと気が沈んでいたので,TGIFridaysでステーキとクラフトビールを頼む. IPAが飲みたかったので,つい. シカゴに工場があるらしい.

シカゴ・オヘア国際空港(ORD)に移動.ここは中部時間. こちらに行くのもユナイテッドだったけれど,こじんまりとした飛行機だった. 搭乗まで2時間あったので,ターミナル1から3までを端から端まで移動. ユナイテッドの出発ターミナルの Terminal 1 が一番綺麗だった気がする.

自分へのおみやげ(絵本)を購入. 服や酒などある特定のものに異常に執着があるならともかく, そうではないので,「そこでしか買えない」買いたいものはないなと思ったりする. 絵本もAmazonで買えるわけで.

ANAのゲートだけは日本語が流れていて,周りは日本人だらけで不思議な雰囲気だった. ということで,搭乗.夕方の4時ぐらいに出発. 9日間の滞在はここで終わる.

SPLASH 2015に参加した

会社の研修制度を使って The ACM SIGPLAN conference on Systems, Programming, Languages and Applications: Software for Humanity (SPLASH 2015) という国際会議に参加した. 開催場所は,アメリカのペンシルベニア州ピッツバーグ

主にSmart Software Strategiesというワークショップに参加し,他の参加者と議論をした. テーマに沿って議論をするタイプのWorkshopはこれが初めてだったが, イーゼルパッドと少ない参加者,そして興味のあるトピックのため,まだ本当に撃沈せずに済んだという印象. ただ,「議論の作法が全く身についてないな」という実感があった.

開催中にCMUに行った話もあるが,時間があるときに追記する. また,この前にはベイエリアにも行ったのだけれど,その話も時間があるときに追記する. 初めてのアメリカということでえらく印象に残っている*1

*1:最初で最後にならないようにしなければならない