ふんわり放牧

個人の日記です

パンケーキ

あまり眠れずに,もう朝まで起き続けるかという気になる. Pamela’s P & G Dinerという 有名なパンケーキ屋があるという話を聞いていて, 一店舗だけ朝7時から営業しているということなので, 散歩も兼ねて行く事にした.

8時前くらいから日が昇るようで,7時はまだ真っ暗. それでもダウンタウンは通勤する人たちが多く, そしてアジア人がほとんどいないので,少しだけ怖い.

ダウンタウンを抜けると,窓ガラスが割れていたり, スプレーのアート作品があるような更に怖いエリアに入ってしまい, ちょっとこれはマズいかな...と思ったが勢いで突き抜ける.

店に到着.開店直後なのにもかかわらず結構繁盛している. 席につくと,ドリンクのオーダが入り,コーヒーを頼む. メニューがよくわからなかったので,パンケーキが食べたいんだけれどというと, 普通のパンケーキとトッピングにイチゴやチョコチップバナナ,ベリーがあると言われる. ベリーが食べたくなったのでベリーを注文. パンケーキはアメリカで食べたもの中で1,2を争うくらいの美味しさで, 体験としてはかなり良かった.

店を出るとかなり明るくなっていて,多幸感を抱えながら来た道を帰る. 幸いにして何もなくて良かった.

ホテルに戻り,8時30分からSPLASHのKeynoteDartの話.

OOPSLAの “Compilation and Tools” のセッションを聴講.

やっぱり眠くて昼過ぎに寝に帰ったら,聞きたいTutorialを聞き逃す. OOPSLAの “Static Analysis” に参加.

Conference Banquetは,Carnegie Museum of Natural Historyが会場. 行きのバスではLAでエンジニアをやってる人と隣になり話す.

いくつかの人と会話して,情報を教えてもらった後に,やっと日本人の方と話す. 「飯もいいけど,夜8時まで会場が開いてるから見てくれ」とアナウンス.

そもそもこの日は午後から入場無料だったらしく,しかも木曜日は8時までやっている. Carnegie Museum of Artも併設されていて, こちらの現代美術のフロアを一人で巡り,大満足. 学芸員?警備員?の人に写真を撮っても良いかと聞き,撮る. 日本では写真が許可されてるところが多くないので,ここぞとばかりに有名作品を撮る.

時差ボケ

もう時差ボケでぐちゃぐちゃになってしまった. 昼過ぎにあわてて起きて,聞けるセッションを聞く.

夜はポスターセッションとディナーということで, 何人か日本人がいることを確認. 面白そうなものもいくつかあったけれど, なんというか趣味が悪い気もする.

追記: この時出会ったのが、東工大の増原先生で、その流れでSIGPXに参加するという感じだった。 論文でもデモ発表でもなく、ワークショップ参加という感じだったので「こいつは何しに来たんだろ」と思われていたかもしれない。 趣味が悪いテーマというのは何のことだったのか思い出せないな。

3杯くらいビールを飲んで寝た.

CMU探索

9時ぐらいに起床. 昨日の夜のうちに連絡を取っていた CMU の方とお会いしていただけることになる. 朝食はダウンタウンは Market Place にある Primanti Bros. で,開店直後に行く. 確かに美味しいけれど,いろいろと注文の仕方を間違えた気もする.

ピッツバーグダウンタウン, いかにもアメリカという感じがして, これで治安がいいほうなのかな?という気になる.

その辺を散歩をして,メールを返信してから CMU のある東の方へ. 電車に乗った後に,バスに乗り換えて移動.

待ち合わせの時間まで1時間ほどあったので,大学内を巡る. 面積としてはあまり広くないことが驚き.

連絡した方とお会いする. いろいろと説明していただきながら大学を巡る. 大学は一人で巡るよりも, 大学に通っている人と巡ったほうが,深くまで探検できるというのは気づきだった.

どこを巡ったかは割愛.後で書く.

追記: CMUのキャンパスを一通り紹介してもらうという感じだったと思う。 この方は(分野は違うが)同業他社の研究者で、1年間の滞在をされていた。 社内でも同じようにCMUにいた方に紹介されて、案内をしていただいたという経緯がある。

一緒に隣のピッツバーグ大学に移動. UCBのDくんに話を聞いていた学びの聖堂という建物に行く. 事前に調べておらず いろんな国の教室を再現した教室を実際に使っているようだが, Wikipedia を見ると1Fと3Fだそうだ.1Fしか巡らなかった...... 1Fは他にもゴシック様式の吹き抜けの部屋があって, そこでPCやノートに向かっている人が多かった. またイベントがあると,聖堂から花火が打ち上がるとかで良さそう.

現地のスーパに行きおみやげを買って,晩ごはんを食べるためにダウンタウンに移動. 行きたかったお店が開いていなかったので, Six Penn Kitchen に行って, 骨付き豚のグリルとポテトを食べた.美味しかった.

いろいろとお話ができたり,共通の知人がいたりで面白い.

突然の連絡にもかかわらず, 半日もいろいろと付き合っていただき,本当にありがとうございました!

SPLASH 2015 1日目. Smart Software Strategies 2015に参加.

昼食は会場近くのBar Louieハンバーガーを食べる.

夜は疲れてしまって,何も食べずに寝る. 確か,Welcome Receptionがあった気がするが無視.

追記: 朝から晩まで6人くらいとずっと技術の話をするという感じで非常に疲れたのだった。そして今思うと、その頃は全く話せていない。

Red-eye flight

ピッツバーグ国際空港着. 到着するまで太平洋時間から東部標準時間,3時間時差があることを忘れていた.

非常に眠いが,日本で出国前に予約していた SuperShuttle のカウンターまで行く. 他には同じ便に乗っていた男性が2人いて, 一人はコンピュータサイエンスの学生とか言ってて, もう一人はしっかりした感じの黒人のビジネスマンの人だった. ピッツバーグの歴史について話を聞いたりした.

ラソン大会があったからか道路が封鎖されていて,途中下道を通らないといけなかったりした. ホテルに到着したのは8時くらいだったが,早めにチェックインさせてくれと言い, そのまま一日中眠り続けた. (この辺から調子が悪くなる)

サンフランシスコ探索

お会いしようと思っていた方とは残念ながら都合がつかず. と言いながらも2日前のDくんとの話でサンフランシスコ市内に興味が出てきたので, 1人で行ってみることに.

チェックアウトは確か12時だったが, 10時頃にルームサービスの人に起こされて, 慌てて整理をしてチェックアウト. 空港までのシャトルバスがあり,それに乗れるか?と聞いてみたところ, いけるとの返答. 他の空港までの乗客は,スポーツ選手か何かだろうか.

SFO国際線ターミナル,入って左側(北側: Gate G側)に手荷物を預けることができる Airport Travel Services というところがあるので, そこでキャリーケースを預ける.$35. 空港内のスターバックスで遅めの朝食.

bartに乗って,Embarcadero駅まで行く. ここから湾岸を沿って,フィッシャーマンズワーフ,そしてゴールデンゲートブリッジまで歩く. 3時間くらいかかった気がする.

Pier 39 というように桟橋に番号がついている. 順番になっているのかと思いきやどうもそんなことはない? Pier 7 の木の桟橋を歩いたりする. 途中,おしゃれなレストランやExploratiumという科学館,大きな船などが見える. Exploratiumはおすすめされていたので行きたかったけれど, それよりもゴールデンゲートブリッジに行ってみたかったので,また今度.

途中,公園のようなところがあったり,ケーブルカーやかなり急な坂を眺めてふと, 「そうか!ここはNHK教育テレビで夕方やっていたドラマ『フルハウス』の舞台だ」と気づく. 地図で見ると平坦のように感じてしまうのだけれど,実際は急な坂がたくさんあるようで. なんで平坦のように感じるかというと,京都や奈良の碁盤の目の街はそこまで急な坂がないので, その記憶がじゃまをするのだろう.

途中からは海岸沿いの整備された道を歩く. ほとんど日本人はいないみたいだけれど,少しだけ見かける. 砂浜に降りてみたりする.目の前にゴールデンゲートブリッジがあり圧巻. 天気も良くてとても気持ちが良かった. 子どもたちがサッカーをしていて,日本にも似たような光景はあるななんて思ったり.

古めのPierで男性旅行客に話しかけられる. こっちから「撮ってあげましょうか」というのは,気が引けるけれど, 結構,写真撮影をお願いされることが多かった気がする. 初めてのUSですというと,歓迎されてしまった.

ふもとからちょっとした登山道みたいなところ登り,橋の近くまで. 自殺者が多いから対策をしているとどこかで観たけれど, 簡単に飛び越えられる気がするし,結構怖かった. これは自由を大切にする国だからだろうか.

ここまで来たらと思い対岸まで歩く. ビスタポイントという駐車場のようなところ. 自動販売機も商店もなくて,Uberも呼べなさそうな雰囲気出し,引き返すしかないと思い歩く. 道を挟んで逆側は少し丘のようになっていて, たぶんここが映画 “The Internship”で夜遊びの後に訪れたシーンのところだろうなと思う. GoogleのあるMountain Viewでインターンシップをして, その後サンフランシスコ市内で遊ぶだけでも遠い気がするのに,対岸のここまで来るか?という気になる. (関西だと梅田が会社で,京都のクラブで遊んだ後,嵐山で朝を迎える感じだろうか?)

帰りもまた対岸まで歩く.対岸に渡ったところにも休憩所があって,おみやげを売ってたり,cafeがあった. ここで食べ物とコーラを買って食べた.

市内行きのバスに乗るためにうろうろする. ヨーロッパ人のカップル観光客からバス停はどこだと聞かれるも, 「私も知らない,多分ここで合ってる」と答える. こちらではほとんど見なかったのだけれど, 女性がストッキングを履いていたため,印象に残ったのだった.

バスに乗りダウンタウンに移動.すでに夕方そろそろ日が暮れる時間. モスコーンセンターでは次の日からJava One・Oracle OpenWorldだったらしく, 会場の準備をする人たちがたくさんいた.

近くの Peet's Coffee & Tea で休憩をする. 最後にTwitterの様子でも見に行くかと思い,大通りを歩く. 海岸とは逆方向で30分くらい歩いただろうか. 最初は安全な雰囲気だったけれど,奥に行けば行くほど日が暮れたこともありちょっと怖い. 土曜日でオフィスはしまっていたけれど, ある窓には美少女戦士セーラームーンのポスターが何故か掲示されていた.

bartに乗り空港へ. サンフランシスコ国際空港(SFO)でチェックインをした後に荷物を預けて,空港を探検する. 検査前のイートインスペースに「王将」という文字があったので, 餃子かな?と思いきや,単なる日本料理屋だった. Willow Street Woodfired Pizzaでピザを食べた.

美術館のようなところにはPAN AMの遺産みたいなものがあったりして,面白い光景だった. 時間はあったけれど早めに保安検査を受けることにした. 私の後ろに並んでいたのは,大学バレーボール部の女性たちで楽しそうで少しだけ話をしたりした. 保安検査では職員を爆笑させることに成功したり, 抜き取られて手に付箋のような紙を擦り付けられて薬物検査?をされたりした.

SFOは保安検査後のほうが充実していて面白かった. InternationalよりもDomesticのほうがしっかりしていて探検のしがいがあった. 流石サンフランシスコということで見かける広告のほとんどがIT関係で, 少しだけコンサルタントの会社という感じだった.

ここからユナイテッドの国内線で,ピッツバーグまでの直行便で移動. 面白かったのはユナイテッドの機内安全ビデオで, 見応えがあってよかった. 夜の10時に出て,朝の6時着だが,時差もあるので5時間くらいだったそうだ. ただ,気持ちとしては3時間くらいしか乗ってない気がして,全く寝れなかった.

シリコンバレーの日

午前中は Computer History Museum に行く. Caltrain で移動し,Mountain View 駅まで行く. Googleと市が提供していると思われる無料のシャトルに乗り,移動. ホテルを出るときはそうでもなかったけれど,やっぱり晴れていて気持ちが良い.

Museum は全部見ることが難しいと聞いていたけれど, 一字一句解説のコメントを読んでいれば確かに難しいかなという感じ. 自分の知識で補完したり飛ばしながら進むことで, とりあえず半日でも巡れる事がわかる. ここらへんは広く浅く学習していたおかげで, 大体のものに興奮できる(ロボット以外はなんとなく知ってる話ばかり). 古きよきメーカの計算機からはじまり, Googleの新人が被るとされるNoogle帽子の展示まで盛りだくさん.

Uberに乗ってこちらのBranchに訪問, 2人の方とのミーティング.詳細は省くが色んな意味でかなり刺激的.

追記: こちらのブランチとは、Fujitsu Laboratories of America(現Fujitsu Research of America)の建物。 元々はアムダールの法則で有名なジーン・アムダール博士が社長をやっていた、Amdahl社のキャンパス。

ミーティングをセットアップしてくれた方と飲みに行く. 私がいなくとも,近隣にある他の会社の方と飲みに行く約束をしていたようで, 以前見た映画のような感じになっている. 私は英語を喋れなかったり,語彙がおかしくて笑われたりしながらも, 基本的には面白おかしく過ごせたと思う. 日本語でしているようにもっと深い話がしたいなと思うのだけれど, 思えば,私が深い話をしてもあまり良いことが起きないことが経験的にわかっているので, これくらいのほうが良いのかなと思ったりもする. あと深く酔っ払うと,英語が全く聞き取れないことがわかった. 女性と向い合ってダンスをするのは初めてで,かなりびっくりした体験だった. いろいろと誘われていたのだろうかと思ったけれど,普通のやり取りらしい. 私の普段のコミュニティではありえないので,とりあえず驚いた.

Uberに乗って帰る.運転手との会話も酔いが手伝ってかなり饒舌だった.